最近耳にする“ボーカルセラピー”という言葉。歌を聞くだけじゃなく、自分が歌うことでさらに癒し効果を得られるんだって。歌には脳を活性化させたり、リラックス効果を高めたり、自己表現ができるようになる潜在パワーがあるのだとか。
今回は、ボーカルのマンツーマンレッスンを受けている9名の歌声に、私が癒されてきちゃいました!

今回潜入したのは、ガウディボーカルスクールのカラオケ発表会。2003年から始まったこの発表会は年3回開催され、今回は第9回目を迎えるそう。参加するのはボーカルのマンツーマンレッスンを受けている生徒さん9名。MC、照明は先生が担当、衣装やヘアメイクはすべて自前という手作り舞台。
受付でプログラムを受け取り、演目を見てワクワク♡ 一青窈やアンジェラ・アキ、ビリー・ジョエル、ダイアナ・ロスなど好きなアーティストの馴染みある名曲がたくさん! この発表会では、歌マネは一切禁止。見どころは、もちろん参加者の個性! 歌い手自身の色に染まった曲が楽しみ。さぁ〜、どんな一青窈やアンジェラ・アキが登場するんだろう?
16時、オンタイムでステージがスタート。1人目は今回で出場歴3回目という久我真里子さん。MISIAの『名前のない空を見上げて』を堂々と歌い切りました。最初だからかなりのプレッシャーがあるはずなのに、それにもめげず歌っている姿はかっこよかった! 次ぎに登場したのはガウディボーカルスクールの竹之内社長と艶女の魅力たっぷりの増山啓子さん。大人な2人がデュエットしたのは、ダイアナ・ロスの『Endless Love』。息もピッタリでかなりいいムード。お酒が欲しくなるくらい酔わされてしまいました。みんなの美しい歌声に聞き惚れていたら、あっという間に参加者9名の発表が終了。9名それぞれのワールドに引き込まれた2時間でした。
最後はボイストレーニングの先生方によるスペシャルライブ。ビートルズの『Get back』から始まり、ビートルズメドレー。フィナーレはポリスの『見つめていたい』で締めくくり。全6曲15分間の本格ライブに会場は大盛り上がり! プロとして活躍している先生も多く、さすが!といった感じ。生で見られて、ちょっと得しちゃった気分(笑)。
EXILEを2曲続けて歌った流星くん。レッスンを始めてまだ2カ月足らずというけど、堂々とした歌いっぷり。衣装もバッチリ!
今回唯一の弾き語り者、本田ゆう香さんがチャレンジしたのは、アンジェラ・アキの『HOME』。のびやかな声に聞き惚れちゃった
ガウディで受付嬢をしている齋藤彩さん。歌が好きで転職しちゃったんだとか。発表会初登場というわりには一番落ち着いていたかも
今回の発表会のために急遽ボイストレーニングの先生方で結成された即席スペシャルバンド。恵比寿のとある居酒屋で音楽談義に花を咲かせていたところ、突如バンド結成話で盛り上がったのだとか。今回はビートルズメドレーやポリスの『見つめていたい』など全6曲を披露。即席バンドとは思えない本格ライブに場内はノリノリでした。ちなみに、今回はメンバー全員がボーカルだそう。ベースの小島健二先生、ギターの国分勇先生、キーボードのミツトモ先生、ドラムの西坂康次さん。西坂さんは小島先生のDual Dreamのサポートメンバーでバリバリ活躍中。
ガウディボーカルスクール
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-4-4 SIIビル4F
TEL:03-3476-7766
レッスン:月〜木13:00〜22:00、土13:00〜20:00、日13:00〜19:00 休み:金
交通:JR恵比寿駅西口から徒歩約2分
※体験レッスンは、ボイストレーニングコース¥500(60分/グループ)、¥1000(30分/マンツーマン)、ゴスペルコース¥500(90分)、弾き語りコース¥1000(30分/マンツーマン)、シンガーソングライターコース¥1000(30分/マンツーマン)、ギターコース¥1000(30分/マンツーマン)
※本格的なレッスン専用スタジオで現役のミュージシャンに指導もらえる!
約1年半前から週1ペースでボイストレーニングを受けている倫加さん。人の心を動かせるボーカリストになりたいと、3カ月前に突然のレッスンチェンジ。発表会を目前に控えているにもかかわらず、発声法や呼吸法など基礎の基礎からレッスンを受け直すことに。色んな人に癒しを与えられるような歌い手を目指したいという倫加さんの努力にはあっぱれです!
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1973年生まれ、33歳。東京都出身。新宿の某フィットネスクラブで加圧トレーニングのインストラクターとして勤務。2005年から「ガウディボーカルスクール」でボイストレーニングを受け始める。3カ月前からもう一度基礎を見直したいと、先生をチェンジし、ボイトレに一層磨きをかける。
倫加さんがボイストレーニングを始めたきっかけは何?
すっごく辛くて苦しい時期があったんです。そんな時に私を救ってくれたのが歌。今回選曲したCrystal Kayの「きっと永遠に」もそのひとつ。歌い手の声が私の細胞ひとつひとつに染み入り、心の琴線に触れました。傷をオブラートですっぽり包み込んで、外敵から守ってくれたんです。「人間の声がここまで人を変えられるんだ!」って思ったら、私も自分の声で誰かを癒してあげたいって、無性に思ってしまったんです。
ボイストレーニングを始めて自分はどう変わったと思う? ボイストレーニングで学んだことはいまの自分に役に立っている?
自分を出せるようになりました。負のエネルギーが一掃され、心と体の風通しがよくなったんだと思います。「私はココにいるんだよ」って自分の存在も表現できるようになりました。
発表会に出場するのは今回で2回目という倫加さん。癒し系オーラに包まれ、のびのびとした透明感あふれる美しい歌声でCrystal Kayの「きっと永遠に」を披露。敢えて難しい曲に挑んだのは自分への挑戦なんだそう。レッスン中も苦戦したという高音のパート。高音を出そうと必死になっていたら、本番途中で歌詞が飛んでしまったというハプニングが発生。でも、焦らずに笑顔で最後まで歌い通したところはなかなかのもの(拍手)! 「腹の底から声を出すのは、スポーツで汗をかくのと同じくらいの爽快感。イヤなこともすべて忘れちゃう」という倫加さんの言葉を聞いていると、なるほどと納得。そう言えば、私もカラオケでストレス発散したりするもんなぁ〜。しかも、歌うことで妙な自信が湧いてきたり、自然とポジティブ思考になったり…。歌を通して自分らしさを取り戻せるなんて、ちょっとした魔法みたい!
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