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KICK☆さん

ムエタイ選手の格好でツッコミを入れる姿が印象的ですが、この芸風はどのように誕生したのですか?
これは偶然生まれたんです。今とは別の芸風でネタをやっていた頃、仕事がなくて、キックボクシングの練習ばっかりやっていたんです。そんな自分に「何やってんだ」って思って、シャドーボクシングにあわせて、不満を叫んだことがあったんですね。「カネもなーい、仕事もなーい」って。それで、「いけるかも」と気づいた。世の中に対するツッコミを、膝蹴りで出すのは新しくていいんじゃないかと思ったんです。
そこから現在のようなテンポのよいスタイルが確立されていったんですね。
最初の頃は、もっとグダグダでしたけど(笑)。リング(舞台)に立つうちに出来上がっていった感じですね。僕は、一度やりたいと思ったことは、無理してでもやってみないと気がすまない質なんです。だから、サラリーマンをやめて、好きなお笑いの道に進みました。今は結果がリアルに出るこの生活が、厳しいぶん肌にあってるなって感じますね。ストイックなファイターとして、毎日、戦ってます!
すごく闘志が感じられます(笑)。ところで、『エンタの神様』では芸能人のブログをネタにされることが多いですが、何人のブログをチェックされているんですか?
お気に入りのリストには40人くらい入ってますね。その中からセレクトして毎日最低でも30分は集中して見るようにしています。僕が好きなのは本音で書いている人のブログ。芸能人のブログはネタ探しの一環で見るようになったんですけど、今は読むのが趣味にもなっていますね。例えば普段テレビでおちゃらけている芸人さんがブログでは真面目に語っていたりして、違った一面を見れるのが楽しいんです。
そんなKICK☆さんご自身もブログ「チャランボ日記」を書いていらっしゃいますね。
そうなんですよ。僕はアナログ人間で、ブログが流行りだしたときも、否定的な気持ちをもってたんです。どこでメシ食いましたとか、犬の写真が載せてある他人の日記を見て、何がおもしろいんだと。だから避けてたんですけど……。始めてみて悔しいのは、コメントが少ないこと。4件とかいう日もあったりして、まったく手ごたえがない。悪口でもいいから、何か書いてほしいですね。



テレビご出演をきっかけに、人気がアップしていますが、お仕事をされる際、どのようなことを大切にされていますか?
できる限り本音で勝負しようということ。あと、リング上では、たとえお客さんが10人だろうと100人だろうと全力を出すことですね。お客さんが多いと単純にテンションはあがるんですけど、少なくても手は抜きません! そういえば、今ほど知られていない頃、小さい会場で力を出しすぎて、前に座っていたお客さんに「怖いんですけど」ってひかれたことありましたね(笑)。
そうなんですか(笑)。今後、どんなお仕事にチャレンジしてみたいですか?
格闘技やタイの魅力を伝えるような仕事をやってみたいですね。お笑いに関することでは、コントが好きなので、いつかやりたいという気持ちがあります。あとは、子ども向けの歌を出したい。ムエタイの格好をして、膝蹴り、肘うちのポーズをアレンジした体操を取り入れて、子供と一緒に踊りながら歌うとか。もう自分の中では絵が見えているので、話があればいつでもやります(笑)!
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