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世界一の貿易港を擁し、アバンギャルドな造りのビルが立ち並ぶ、そんな「都会」のイメージが強いロッテルダム。世界遺産に登録されているキンデルダイクもほど近く、中心街から10分ちょっとのドライブで、花、動物、鳥がちりばめられた牧歌的な景色が広がります。今回はオランダで人気の「手作りカード」の教室に潜入。人々の目に映る景色は、手作りカードのモチーフとしても、ふんだんに取り入れられています。
美しい庭が自慢のレンガ造りの家が軒を並べる、ロッテルダム郊外。市街地からニューマース川沿いに少し南下した郊外ののどかな町、クラーリングス・フェールにカード作り教室はありました。本日の生徒の皆さんは10人前後。道具や材料をどっさりかかえて教室にやってきました。でも、手ぶらでの参加も大丈夫!必要な道具はすべて借りることができます。レッスン料は、気軽にはじめられる1回4ユーロ(材料費込み)。


レッスンは、完成しているカードをお手本にして進めます。7〜8種類の中から、自分の作りたいものを選んで、作業開始。もちろん、自分で持ち込んだデザインをもとに作ることもできます。基本となるのは、刺繍、エンボッシング(紙に裏打ちする立体加工)、3D(絵の重ね貼り)、イリスフラワー(色や模様の入った使用済み封筒を再利用)などのテクニック。見本があるとはいえ、色や型紙でバリエーションをつければ、世界でたった1枚のオリジナルカードができるのです。
今回お話をうかがったのは、青のコンパクトカーで教室に駆けつけたマリアンさん。都合が合う時は、母娘で仲良くおケイコに通っているのだそうです。「家でもたくさんのカードを作っていますが、最新の金型をいち早く試せたり、新しいインスピレーションが得られたりするのも教室ならでは。母娘2人でレッスンに来る日は、より楽しいですね」。


カード作りが大好きで、インストラクターとしての道を選んだというアンキー先生。今後のレッスンのお手本用に新しいカードのアイデアを練ったり、作ったりしている時間が至福の時とのこと。活き活きとした生徒の皆さんを見ていると、お手本から先生のそんな気持ちも感じとっているかもしれませんね。少し難しい作業の時には手順で迷いがちですが、「こうするのよ」と、実際に手元を見せて丁寧に指導されていました。
カード作りの代表的な技法のひとつに、エンボッシングがあります。これは、ランプを裏から当てて、透けて見える金型どおりに先の丸い専用のニードルでなぞり、紙に立体加工を施すというもの。力加減に気をつければ、あとは簡単。数分程度の工程で見栄えもぐっと良くなるので、ぜひマスターしておきたいテクニックです。先生の話をよく聞いて手順を把握しておけば、難しそうに見えて失敗の心配はほとんどないそうです。作って楽しい、贈って喜ばれるカードは、メールが主流になった今こそ価値のある贈り物かもしれませんね。

最近はインターネットや携帯でメールを送ることで簡単に気持ちやメッセージを贈れるようになりました。でも、ここぞ!と思う気持ちは心を込めて自分でカードを作って送るってとてもステキだと思うんです★ e-mailもいいけど、なんだかぬくもりがある“手作りカード”はこれから注目度大なのでは?
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