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武蔵野大学大学院

人間社会研究科

人間学専攻（言語聴覚コース 2年制コース／社会人1年制短期コース）

音声・言語・聴覚医学

中枢及び末梢神経系の構造及び機能を習得し、病態を理解する

失語・高次脳機能障害

各種障害についての症状の特徴・障害メカニズム・重要な病巣を学ぶ

言語発達障害

言語発達障害を学び、発達検査・知能検査・言語検査の特徴を理解する

発声発語・嚥下障害学

構音と咀嚼・嚥下の共通性と特異性を理解し、臨床実践の力を養う

言語聴覚学研究

言語病理学成立の理解を通し、人間学的観点から言語聴覚研究を考える

建学の精神に則り、慈悲の心と高い倫理観を持つ言語聴覚士を養成

高齢化社会の中で、加齢や病気・事故の後遺症による摂食嚥下障害・失語症・高次脳機能障害などで支援を必要とする人が増加しており、言語聴覚士のニーズは高まっている。
言語聴覚士とは「聴く」「話す」「読む」「書く」といったコミュニケーションに関する障害や摂食・嚥下の障害をお持ちの方に対して、専門的な治療、訓練、指導を行うことで、その人が自分らしく生活できるよう支援するリハビリテーションのスペシャリスト。本コースでは、建学の精神に基づき、高い人間性と幅広い教養を備えた言語聴覚士を目指していく。
医療・福祉・教育等の現場において即戦力として活躍できるスペシャリストや将来的に指導・研究に携わる人材を養成する。

現職向け1年制コースも設置。言語聴覚士のリーダーを目指す

言語聴覚コースは、言語聴覚士の受験資格を取得したい方はもちろん、既に言語聴覚士として活躍されている方も対象としたカリキュラム構成となっている。
本コースでは指定の科目を修めることで、2年間で言語聴覚士受験資格と修士の学位が取得可能。また、現職の言語聴覚士が短期間で修士の学位を取得し、将来的に言語聴覚士のリーダーや教育・研究に携わることを目的とした社会人1年制短期コースがある。2023年2月実施の言語聴覚士国家試験の合格率は100%。
修了後の進路は、大学病院 、総合病院、特定機能病院、リハビリテーションセンター、小・中学校、特別支援学校、言語聴覚士教育機関（大学・専門学校）などがある。

昼夜開講のカリキュラムと、教育訓練給付制度

社会人1年制コースでは、勤務を継続しながらの学修、研究がしやすいように、平日夜間および土曜日の昼間を中心に授業を開講している。
また、50万円以内を給付する「沼田奨学金」、利息分5万円以内を給付する「武蔵野大学教育ローン利子補給奨学金」などの給付奨学金、「日本学生支援機構奨学金」などの貸与奨学金を設けるなど、充実した教育研究環境を提供している。
教育、研究の活動の基盤となる図書館は、武蔵野、有明、両キャンパスに設けられている。館内には無線LANの環境が整備されており、研究に必要な情報の収集及び論文作成を行うことができる。

科目一例

医学総論/内科学系（内科学・小児科学・リハビリテーション医学）/精神・神経系（精神医学・臨床神経学）/外科学系（耳鼻咽喉科学・形成外科学）/臨床歯科医学・口腔外科学/生涯発達心理学/学習・認知心理学/言語発達学/社会保障制度・関連法規/リハビリテーション概論/失語・高次脳機能障害学/言語発達障害学演習/発声発語・摂食嚥下障害学特論/臨床実習 など

学生数

言語聴覚コース：5名
専攻科：17名

同学調べ（2023年5月）