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在校生・修了生インタビュー
日本工業大学専門職大学院
技術経営研究科

  • MBA
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専門性を高めるため
ビジネスの現場で培った知識やスキルを体系的に再構築したいと考えていました

小笹 文さん(45歳)

(株)リクルート、グーグル(株)での会社員生活を経てIT系のスタートアップを共同創業。2018年に独立してコンサルティング会社「合同会社カラフル」を創業。2021年本研究科に入学。2022年修了。

この大学院で学ぼうと決めた理由は?

社会人になってから、営業・マーケティング・経営などの知識を実務の現場で培ってきましたが、それらが果たして普遍的なものなのか、広く社会に応用できるものなのかを考えた時に確信が持てなかったため、改めて網羅的・体系的に学ぶ必要性を感じたことが入学のきっかけです。これまで製造業に関わる機会はありませんでしたが、日本の経済を強く支えてきたモノづくりの構造や今日的な課題を把握しなければ、今後の日本を考えることはできないと思いMOTが学べる本研究科で学ぶことにしました。

この大学院で学んで良かったことは?

先生方の面倒見の良さは特筆もの!親身に議論の相手をしていただき、疑問に対しても根気よく答えてくださいました。また、さまざまな業界で働く方と一緒に学んだことで多様な価値観に触れることができ、自分が何かを詳しく知りたいと思った時には誰にでも気軽に相談することができました。それらを通して一つの事象を俯瞰的に捉えることができるようになったと実感しています。今後は自社の成長を加速していくだけでなく、ここで得られた知見を社会に還元できるようになりたいと考えています。

私のオススメ科目

技術・イノベーションマネジメント

イノベーションとは新発明ではなく既存のモノを結合させて新しい価値を生み出すことだと知った科目。内容が濃く、講義中の質問や議論を通してさらにアップデートされていくため、良い意味で気が抜けませんでした。

人・組織のマネジメント応用(組織開発)

組織全体の成果を上げるために必要な知識や考え方を学ぶ科目。教授と学生が自身の経験を共有しながら進めていく講義でしたが、組織を単に管理するのではなく良い方向へ進ませるための実践イメージが湧きました。

変革推進ステップと実践スキル

組織や社会を変革するために必要なスキルについて学ぶ科目。そのすべてを自分が持ち合わせている必要はなく、得意なものを適切なタイミングで使いこなす判断力とリーダーシップが重要だということを知りました。

お金のやりくり法

貯えの中から賄ったので特にやりくりはしていません。自分のためにお金を使える立場なので、自己投資という意味から言っても有益な使い途だったと思っています。

ある一週間のスケジュール

月曜日日中の仕事を終えてから、翌日の講義の準備をします。B to Bマーケティングのコンサルティング会社を経営しており、業務に充てる時間も勉強する時間も自分で調整することができました。
火曜日仕事を終えてから18:30~20:00、20:10~21:40の2コマの講義に出席。ほとんどの講義がオンラインでしたが、問題意識を持った学生ばかりなので熱いディスカッションが展開されます。
水曜日日中は仕事、夜はコミュニティ活動。“コミュニティ・マーケティング”に関する集まりを運営しており、そこに所属するマーケターたちと会社の枠を超えてディスカッションしています。
木曜日日中は仕事、夜は翌日の講義の準備や特定課題研究。特定課題研究とは修士論文にあたるもので、私のテーマは「スタートアップ・エコシステム活性化を目的とする起業家ライフサイクル支援サービスの検討」でした。
金曜日時にはアメリカ在住のクライアントと早朝からオンライン・ミーティングを行い、その後、特定課題研究に取り組んでから仕事をして、さらに、夜間の講義を受けるというハードな1日もありました(笑)。
土曜日午前中から講義を受け、夕方からはゼミ。ゼミは全員参加型と教授とのマンツーマン形式を隔週で行いますが、どちらも特定課題研究のテーマについて意見をいただくことでブラッシュアップが図れました。
日曜日日中はフリー。夜は特定課題研究に取り組みます。1年間で修士を目指すプログラムなので仕事と両立させるためにはスケジュール管理が大切。その分、凝縮した毎日が送れました。
問合せ先03-3511-7591(技術経営研究科)ホームページはこちら
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