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何をどこまで学べばいい?カウンセラーになりたい!心理学を活かした仕事に就きたい!
心理学の人気は相変わらず高く、ブームを反映して大学・大学院で心理学を学びたいという人も少なくない。ただし、あくまで“教養”として心理学を学ぶのか、それとも心理の専門職をめざすのかによって進むべき道は変わる。スクールカウンセラーなどのプロフェッショナルになりたいなら臨床心理士取得は今や必須に近い。そのためのプロセスを紹介しよう!  
心理分野の大学・大学院最新動向
1.臨床心理士指定大学院は年々増加。取得後の活躍の場も多様化している
臨床心理士指定大学院は毎年追加され、2005年7月の時点で第1種(修了後、実務経験なしで受験可)104校、第2種(修了後、実務経験1年以上で受験可)32校となっている。指定大学院は全国にあり、中には夜間開講やサテライトキャンパスを設置している大学院もあり、臨床心理士をめざすための環境はますます整ってきている。一方で、臨床心理士の活躍の場も多様化してきている。従来から病院や福祉施設、学校、家庭裁判所、少年院、刑務所、警察、一般企業の相談室など臨床心理士が働く場は多岐にわたる。なかでも最近注目されているのがスクールカウンセラー。以前は一部の私立学校に配置されている程度だったが、文部科学省の主導で全国の公立学校に置かれるようになり、臨床心理士の主要な活躍の場となりつつある。その他、犯罪被害者支援、子育て支援、産業メンタルヘルスケアなども最近注目されている領域だ。
2.教育・福祉などの分野で心理学が関係する学部・学科の新設が増加
大学の心理系学部の新設や再編はすでに一段落しているが、最近目立つのが、心理学が関係する周辺分野の学部・学科の新設。具体的には教育や福祉分野などだ。教育分野では、「こども学部」「子ども発達学科」などこどもの教育や発達に関する学部・学科の新設が相次いでいる。これらの学部・学科では発達心理学などがカリキュラムの重要な位置を占める場合が多い。また「福祉心理学科」など福祉分野に特化した心理学が学べる学部・学科も増加。精神保健福祉士という資格もあるように、福祉の分野ではもともと心理学は重要な位置を占める。こうした傾向は、それぞれの現場で心理学に関する知識の必要性が高まっていることを象徴するもの。カウンセラー以外にも心理学を活かす場は拡大しているのだ。
スクールカウンセラーなど臨床心理の専門職をめざすなら、臨床心理士資格を取得するのが一般的。業務独占・名称独占資格ではないが、臨床心理学の世界では認知度が高く、病院や施設での採用の際にこの資格が条件となることも多い。指定大学院修了が受験要件の1つなので、ゼロから資格をめざす場合は、これが第一目標。学部で心理学を学んでいるに越したことはないが、他学部出身者でも十分チャンスはある。  
 
臨床心理士になるには?
臨床心理士の資格取得を目指し、指定大学院に進学
 
臨床心理士の指定大学院には1種と2種があり、その数は年々増えている。大学院修了以外にも実務経験を積むことで受験資格を得る方法もあるが、ゼロからめざす場合は、指定大学院ルートが一般的だし、効率もいい。
臨床心理士指定大学院一覧
  修了
  1種は修了と同時に、2種は1年の実務経験を経て受験資格が得られる
 
これから臨床心理士をめざす人に関して言えば、1種の場合は修了後実務経験なしで、2種の場合は修了後実務経験1年で受験資格が得られる。毎年10月に1次試験(筆記)、11月に2次試験(口述)が実施される。
  資格取得
目標となる資格例
臨床心理士
 
一人前になるには資格所得後5〜6年かかる
  さまざまな「こころの問題」を臨床心理学の技法を用いて解決する専門家を認定する資格。主催は(財)日本臨床心理士資格認定協会。資格取得後は、募集が多く、先輩の下で学べる医療・保健分野、教育分野で働き始めるケースが多い。福祉分野、司法・法務・警察分野で公務員として働く場合は別途公務員試験を受験し、合格しなければならない。資格取得後も研修会その他で勉強を続け、通常だいたい5〜6年で一人前の臨床心理士になることができる。ケースとしてはまだそれほど多くはないが、クリニックを開業することも可能だ。  
 
 

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