法科大学院(ロースクール) 最新事情
ビジネス系法務から市民法務に至る多彩な法曹を養成
現在、司法試験を受験するには法科大学院修了、予備試験合格の2つのルートがあるが、後者は非常に狭き門。法科大学院進学が裁判官・検察官・弁護士を目指す主要なルートとなっている。司法試験合格者数は2007年には2000人を突破し、その後は2000〜2200人で推移が続いている(2012年は2012人)。こうした動きの背景には、弁護士に対する社会的ニーズの拡大・多様化がある。法科大学院ではこれに対応し、知的財産法務、渉外法務、金融法務といったビジネス系分野から市民法務、公益法務に至るまで、それぞれの特色を活かしたカリキュラムを用意。実践力を備えた法曹の育成に努めている。また、大学院独自の奨学金や長期履修制度など、学生の負担に配慮した諸制度が充実しているのも法科大学院全般の特色だ。
法科大学院(ロースクール) 学ぶメリット
今から法曹を目指すならほぼ必須のルート
最大のメリットは司法試験の受験資格が得られること。また、弁護士の業務は専門分化が進んでおり、それに対応した実務能力を学生の段階で養うことができるのは予備試験組にはないアドバンテージだ。