福祉に関する相談・指導・援助を行うエキスパート
別名ソーシャルワーカー。障害者やお年寄りなど、日常生活を営むことに支障がある人やその家族に対して、福祉に関する相談援助を行う専門家。社会福祉施設や医療機関のほか、訪問介護サービスなどの分野でも活躍しており、専門職としてニーズが高い。
福祉系の大学で指定の科目を履修して卒業すると受験可能
福祉系の大学で指定の科目を履修して卒業すると受験資格が得られる(卒業見込みでも可)。福祉系短大の場合、卒業後1年の実務経験が必要だ。通信制でも受験資格は得られる。また、専門学校で学んで受験資格を得るルートもある。
精神障害者の社会復帰に関する相談援助を行う専門家
精神科医療機関や精神障害者社会復帰施設、保健所などで、精神障害者に対して社会復帰のための相談に乗ったり、援助を行ったりする専門家。1998年に施行された精神保健福祉法により登場した国家資格。現在、取得者の男女比は1:2程度で女性の活躍が目立つ。
4年制の保健福祉系大学を卒業すると受験資格が得られる
受験資格を得る方法はいくつかある。1つは4年制の保健福祉系大学に入学し、指定科目を履修して卒業する方法。通信制でもOKだ。3年制の短大の場合は1年以上、2年制の短大の場合は2年以上の実務経験が求められる。ほかに専門学校で学ぶルートなどもある。
2003年から国家資格に!共働きの増加でニーズも上昇
共働き家庭の増加などでますますニーズが高まっている資格。2003年から国家資格となり、保育士として活動するには都道府県への登録が必要になった。認可保育所や児童福祉施設のほか、企業内の保育所、認可外保育所、ベビーホテルなど活躍の場は拡大中。
短大の通信教育課程などで学べば無試験で取得できる
保育士資格を取得するには、国家試験に合格するか、厚生労働大臣が指定する養成学校(大学・短大・専門学校)を卒業するかの2つの道がある。後者は無試験で取得できる。短大は2年制もあるが、中心は3年制。通信教育課程で取得をめざすこともできる。
都道府県や市町村の教育委員会事務局で、社会教育事業に関する企画・提案・指導・助言などを行う専門職員。
大学で指定科目の単位を修得し、その後1年以上の実務経験を積むなどの方法で社会教育主事になるための資格が得られる。
小学校・中学校・高校・盲学校・ろう学校・養護学校の学校図書館で図書の収集・整理・管理などを行い、児童・生徒に本への興味を持たせる指導を行う専門的職員。
大学・短大で所定の科目の単位を取得すれば学校図書館司書教諭になる資格が得られる。通信教育課程、夜間、科目等履修でもとれる。
公共図書館で図書の選択や発注等を行う専門的職員
都道府県や市町村の図書館で図書館資料の選択や発注、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門的職員。司書の仕事を補助する司書補という職種もある。自治体に司書・司書補として採用され、図書館に配属されて初めて名乗ることができる任用資格。
大学・短大で必要な単位をとるか司書講習を受ける
司書となる資格を得る主な方法は、大学・短大で司書資格取得に必要な単位を取得する(通信課程や夜間、科目等履修でも可)か、大学で開催される2ヵ月ほどの司書講習を修了すること。資格は比較的簡単に取得できるが、募集が少ないため、採用されるのが難しい。
最近は社会人経験のある教員へのニーズも高まっている
国公私立の小学校に勤務して、教科指導や生活指導など、成長期児童の教育全般に携わるために必要な免許。ここ最近、社会人経験のある教員へのニーズが高まっているが、中でも子どもに与える影響が大きい小学校教諭に関してはその傾向が強くなっている。
教員免許取得と実践力養成を並行してめざせる大学院も
大学の教育学部などで所定の単位を修得すると一種免許が、短大の場合は二種免許が取得できる。専修免許は一種取得後、大学院修士課程で所定の単位を修得することが必要。小学校教員免許取得とプロとしての実践力養成を同時にめざせる大学院もある。
大学院修士課程の教育職員免許取得プログラムで幼・小・中・高の教員免許(1種・専修)の取得が可能。3年間で大学院修士課程と学部の教育課程を併せて履修。授業料は通常の学生2年分の授業料でOK。同プログラムの募集人員は約100人。
中学校・高校における教職に必要な免許
中学校あるいは高校で教育・指導の職に就くうえで必要な免許。小学校教諭免許とは異なり、国語、数学などの教科ごとに免許が与えられ、該当する教科以外は教えることができない。中学校教諭免許は一種・二種・専修の3種があるが、高校教諭には二種はない。
大学で教職課程を履修すれば一種免許が取得できる
大学で教職課程を履修し、所定の単位を修得すれば一種が取得できる。中学校教諭免許(二種)は短大でも取得できる。他の教員免許と同様、通信制大学・短大でも取得可能。専修免許状は、一種を取得後、大学院修士課程で所定の単位を修得すれば取得できる。
大学院修士課程の教育職員免許取得プログラムで幼・小・中・高の教員免許(1種・専修)の取得が可能。3年間で大学院修士課程と学部の教育課程を併せて履修。授業料は通常の学生2年分の授業料でOK。同プログラムの募集人員は約100人。
博物館で資料の収集や保管、展示などの仕事を行う専門職員
博物館(総合、科学、自然史、歴史、美術、動物園、植物園、水族館など)で資料の収集、保管、展示、調査研究などの仕事に携わる専門的職員。学芸員補は大学入学資格があればなることができる。学芸員も学芸員補も博物館に任用されて初めて認定される任用資格。
大学・短大で必要な単位をとり、博物館に採用されると学芸員に
大学・短大で文部科学省が定める「博物館に関する科目」の単位を修得する。通信制や科目等履修でもこれらの単位は取得できる。ただし、学士の資格は必要なので注意。その後、博物館に任用されれば学芸員になれる。文部科学省が実施する資格認定試験を受ける方法もある。
幼稚園で教諭として働くなら必須の資格
国公立・私立幼稚園で子どもたちを指導するためには必須の資格。免許状は学歴によって、一種、二種、専修の3種類に分かれるが、それによって職務に制限があるわけではない。ただ、私立の幼稚園では免許状の種類によって給与に多少の差が出る場合もある。
大学や短大で所定の教育を受けると取得できる
大学の教育学科や児童教育系の学科などで所定の単位を修得すると一種免許が取得できる。短大の場合は二種免許が取得できる。専修免許を取得するには、4年制大学で一種免許を取得し、さらに大学院修士課程で所定の単位を修得する必要がある。
盲・ろう・養護学校教諭免許状を一本化して創設
視覚障害者や聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者などのために設置されている特別支援学校や、小・中学校の特別支援学級にて、通常の学校に準じた教育や自立支援教育に携わる教員の免許状。従来、盲学校・ろう学校・養護学校ごとに分けられていた教員免許状が、学校教育法等の一部改正(平成19年4月施行)により、特別支援学校の教員免許状に一本化された。
普通免許状を取得していることが条件
特別支援学校教諭免許状を取得するには、普通教員免許状(幼稚園、小学校、中学校、高等学校のいずれか)を有していることが必要。所定の単位を修得し、課程を修了すると取得できる。なお、普通免許状をもたない人のために、特別支援学校教諭免許状と同時に普通免許をも取得できるようにサポートしている大学もある。
学校教育の現場で、生徒・児童の心身の健康管理を担う専門家
養護教諭は、児童・生徒の心身の健康管理を行うと同時に、学校の保健教育の担い手として生徒をサポートする必要がある。それだけに医療・看護・保健衛生などの幅広い知識と、地域社会にまで及ぶ視野を持つことが必要とされる。
1種免許状の取得条件は、大学卒業と教諭免許状取得に必要な単位の取得
養護教諭になるには教諭免許状が必要。免許状には普通免許状、特別免許状、臨時免許状があるが、普通免許状をもっている人がほとんど。普通免許状は専修、1種、2種の3種類。例えば1種免許状の取得条件は、大学卒業と教諭免許状取得に必要な単位の取得。養護教諭1種免許状を取得できるのは、大学の教育学部、看護学部、保健学部、体育学部など。免許状取得後、都道府県などの教育職員採用試験に合格する必要あり。
外国人に対して日本語を指導する教員
言語学や日本語の構造・文法体系はもちろん、言語教育法、異文化理解、各国の教育制度、コミュニケーション学などに関する専門性を活かして、外国人に対して日本語を指導する教員。海外・国内の日本語学校、留学生がいる大学などで教壇に立つ。
大学の日本語教育課程修了などが条件
日本語教師になるには「大学の日本語教育課程の修了者」「日本語教育能力検定試験の合格者」「日本語教師養成講座420時間コースの修了者」のいずれかの条件を満たす必要がある。通信制でも、日本語教育課程を設けている大学や短大がある。
特別支援教育の現場で活かせる知識が身につく
障害を持つ幼児・児童・生徒の自立や社会参加を支援する特別支援教育に関する専門家。プログラムでは、特別支援教育の基本から、発達障害に関する医学的見解、アセスメントや支援の方法まで体系的に習得できる。星槎大学が認定する民間資格。
星槎大学で所定のプログラムを履修すると取得できる
星槎大学通信教育課程共生科学部で所定のプログラムを履修すれば、資格認定の申請をすることができる。プログラムは、実践経験の有無や長さに応じて、スタンダード、アドバンスト、トレーナーの3レベルに区分され、それぞれに資格認定される。
自閉症スペクトラムを抱える人たちをサポート
自閉症スペクトラム(AS)独特の感じ方などを理解し、ASを抱える人たちが社会で心地よく生きていけるようサポートする専門家。日本自閉症スペクトラム学会が認定する資格。上位資格として、AS(自閉症スペクトラム)支援士(スタンダード)などがある。
大学で指定科目の単位を修得することなどが必要
大学などでの指定科目(1科目)の単位修得、特別講習「自閉症児・者への支援」の受講、講習内で実施する試験への合格、さらに、教員や保育士などの実務家以外は学会が指定する施設(大学など)での実習という要件をすべて満たすと資格認定される。
建築物の設計・工事監理を行うプロフェッショナル
高層ビルから一戸建て住宅まで、さまざまな建築物の設計・工事監理を行う建築のプロフェッショナル。資格は一級・二級・木造の3種があり、それぞれ建物の規模・用途・構造に応じて取り扱うことのできる業務範囲が定められている。国家資格。
二級・木造は大学・短大などで受験資格が得られる
大学・短大・高専の建築学科、土木学科などを卒業すると二級建築士・木造建築士の受験資格が得られる(なお、学部学科によっては実務経験が求められるので要注意。また実務経験のみで受験資格を得る方法などもある)。一級建築士の受験資格を得るには、学歴に応じたた実務経験が必要とされる。
心の問題を抱える児童・生徒を援助する専門家
小学校・中学校などで心の問題を抱える児童・生徒に対するカウンセリングなどの直接的支援、さらに保護者・学校・教師に対する心理教育的援助サービスを行う専門家を認定する資格。
大学院での単位修得&実務経験などで申請条件が定められている
認定試験はなく、申請条件を満たして申請することで認定される。申請条件は、大学院修士課程で、学校心理学に関する所定の科目を履修し、必要な単位を修得したうえで1年以上の実務経験を有する、などいくつか設けられているので進学前に調べておこう。
心理学に関する基礎学力や技能があることを認定
心理学関連の仕事に就くために必要とされる基礎学力や技能が身についていることを日本心理学会が認定する資格。あくまで基礎力を認定する資格なので、心理学の専門職をめざす場合は、この資格をステップに臨床心理士などの資格をめざすことも多い。
大学や大学院で心理学を学ぶことで取得できる
大学や大学院で心理学に関する所定の単位を修得し、卒業または修了すると無試験で認定される。学部・学科名や専攻名に「心理学」の名称がなくても、日本心理学会の認定を受けた科目の単位を修得すれば取得できるので、進学前に調べておこう。
心理的悩みを持つ人の心の問題改善を援助
臨床心理学の知識や技術を用いて、クライエントの心の問題を改善するための援助を行う仕事。面接や心理テストを通して、クライエントの性格特性や問題の原因を明らかにし、必要に応じて、カウンセリング、精神分析的心理療法と言った技法で対処する。
指定大学院修了で受験資格が得られる
取得するには、臨床心理士指定大学院を修了して、臨床心理士受験資格を得る必要がある(指定大学院には1種と2種があり、1種なら修了後すぐに受験資格が得られる)。受験資格取得後、毎年秋に実施される試験に合格すると、晴れて資格取得となる。
日本臨床心理士資格認定協会の第一種指定校で、修了と同時に臨床心理士の受験資格を取得可能。体系的で密度の濃い臨床心理実習が特長だ。教育現場で臨床心理学的な知識を活用できる教員や,医療、福祉、産業分野等で臨床心理の専門家として活躍する人材を育成
職場での心の悩みをカウンセリングする専門家
企業などで従業員が職場の人間関係やストレスに悩んだとき、心のケアを行う専門家。心理学的手法を用いて、心の問題を本人の力で解決できるように導いていく。産業カウンセラーのワンランク上の資格としてシニア産業カウンセラーがある。
大学で心理学を専攻する、あるいは協会認定の養成講座で学ぶ
資格取得の方法として、大学で心理学を専攻する、あるいは協会認定の養成講座で学ぶ方法などがある。産業カウンセラーの受験料は3万1500円。 シニア産業カウンセラーは4万2000円。
子どもたちが生きる力を育む支援をする
教育とカウンセリングに関する専門知識と技能を持つ専門家。構成的グループエンカウンター、キャリアガイダンス、サイコエデュケーション、グループワークなどを通して、子どもたちが生きる力を育むことをサポートする。初級・中級・上級の区分がある。
大学などで実施される養成講座の受講が必要
初級は、教育カウンセリングに関する2年以上の実践歴、教育カウンセリングに関する40時間以上の研修受講実績、NPO教育カウンセラー協会が指定する養成講座の受講と講座内で実施される試験への合格が認定要件。養成講座は大学でも実施されている。
資産運用を軸にライフプランの提案をする専門家
金融商品、株式、保険、不動産、税金、年金、ローンなどの幅広い知識を活かして、資産運用やライフプランニングのサポートをする専門家。資格には、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が認定するAFP、その上位資格にあたる国際資格のCFP(R)、国家資格のFP技能士などがある。
公開講座でAFP試験対策を行っている大学も多い
AFPは協会認定研修の修了と、2級FP技能検定合格によって取得できる。短大などのカリキュラム内に認定研修を設けているケースがあるほか、公開講座で試験対策講座を行う大学も多い。また、CFPの受験資格が得られる認定プログラムがあるビジネススクールも。
人事労務や社会保険のスペシャリスト
人事労務や社会保険、年金などに関する申請書の作成・提出代行、賃金台帳などの帳簿書類の作成、人事制度に関するコンサルティングや就業規則の作成などを行うスペシャリスト。独立開業もしやすく、企業の人事部、社労士事務所や人事コンサルティング会社で活躍する取得者も多い。
受験資格取得と併せて受験対策ができるコースも
大学の一般教養科目を修了するか、短大・高専を卒業すると受験資格が得られる。資格取得のためには必ずしも大学で学ぶ必要はないが、通信制短大には社会保険労務士をめざす人のためのコースもあり、受験資格取得と受験対策を同時並行で狙うことができる。
税務代理、税務書類の作成などを独占業務とする税務の専門家
税理士とは、税務代理、税務書類の作成、税務相談を独占業務とする税務のスペシャリスト。最近では税務・会計・経営にかかわるコンサルティングを主業務とする税理士も増えている。会計学2科目、税法3科目の計5科目に合格すると資格取得できる。
大学院で学ぶことで1〜2科目が免除になる
商学研究科などで会計に関する研究を行い修士号を取得すると会計学の1科目が、法学・経済学研究科で税法に関する研究をして修士号を得れば税法2科目が免除となる。
経営コンサルタントとしての知識・実践力を証明する国家資格
企業の成長戦略に関して、経済、経営、財務・会計、法務、情報システムなどの幅広い知識を駆使してコンサルティングを行う専門家。コンサルタントとして独立することも可能だが、企業内で活躍するケースも多い。法人営業担当者などが取得しても有益な資格。
1次試験合格で受講できる養成課程は大学院でも実施
1次試験は筆記試験。経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策の7科目で、科目合格制。1次合格後は、2次試験(筆記・口述)を受験するか、中小企業基盤整備機構や大学院などで実施される養成課程を受講・修了すると診断士として登録可能。
財務管理や会計監査のエキスパート
企業および各種法人の監査証明業務を独占的に行うことができる、財務の専門家。企業・法人が公表する経理書類などの内容が適切かどうか、第三者の立場にたって監査・証明。また、証券市場での不正を監視することも業務。このほか、財務に関する調査、立案、会計指導、経営コンサルティング業務など、幅広く活躍する。
国家試験合格が必須
公認会計士の国家試験は1次から3次まであり、2次試験合格後、登録すれば会計士補になり、1年間の実務補習と2年間の業務補助などを経て、3次試験合格後、登録すれば公認会計士になれる。働く場は監査法人、公認会計士事務所など。経験を積んで実力をつけ、独立して自分の事務所をもつ人も多い。
経営・マネジメントの高い専門能力を証明
Master of Business Administrationの略。日本語では経営学修士または経営管理学修士。経営学系の大学院(ビジネススクール)を修了すると与えられる学位で、経営戦略、マーケティング、ファイナンスなどに関する体系的・実践的な知識・能力の証明となる。
ビジネススクール修了により取得できる
ビジネススクールに入学し、修了すれば取得できる。夜間・昼夜開講大学院や通信制大学院で働きながら学ぶ人も多い。海外大学のMBAを取得する場合は、欧米のビジネススクールに留学するほか、海外大学の日本校や通信制のビジネススクールで学ぶ方法も。
許認可申請のほかコンサルティングなども行う
会社の設立、外国人の出入国・帰化、建設業許可などさまざまな許認可申請書類を依頼者に代わって作成し、官公庁等に申請する専門家。ほかに会社設立などのコンサルティング、法律相談、ADR(裁判外紛争解決手続)などを手がける行政書士も増えてきている。
受験対策コースを設けている大学の公開講座も
受験資格はなし。毎年11月第2日曜日に実施される国家試験は誰でも受験できる。試験には憲法、民法、行政法、商法、基礎法学などが出題されるので、法科大学院生が力試しに受験する例も多い。また大学の公開講座で受験対策コースを設けているところもある。



















































































