
とにかくかわいすぎ!一目惚れしちゃうほどいとおしい、スペインタイルの小物たち。「私には描けないよね」って思うかも知れないけど、実は結構、手軽に描けるというから興味深々。
タイル絵付けにはいろんな技法があるのだけど、最初に学ぶ基本的な技法は2つ。1つ目は「クエルダセカ技法」といって、15世紀にイスラム諸国からスペインに伝わった技法。幾何学模様をモチーフにしたモザイクタイルのような風合いはインパクト大!かの有名なイスラム最後の砦、アルハンブラ宮殿にも貼られているんだって。
このクエルダセカ技法では、絵付けの際に筆を使わないというのが面白い。模様の線を鉛筆でなぞり、その枠の内側にスポイトでポトン、と釉薬(色)を落としていく。絵付けっていうと筆を持つイメージがあるけど、これならちょっと簡単そう?!
最初は下絵の線からはみ出すこともあるけど、数回やれば感覚がつかめてくる。絵が苦手な人でも、きっと挑戦しやすいはず。
もうひとつは「マヨルカタイル」という水彩技法。素焼きのタイルや陶器に白い釉薬をかけて乾かしたあと、筆を使って色鮮やかに絵付けをしていく。植物や動物などを描く素朴で明るいテイストは、昔から多くのスペイン人に愛されてきたデザインとか。この技法で描いた陶器は、食器としても使用できるそう。
どちらの方法もデザインをゼロから自分で描く必要はなくて、型紙から写し取ればOK!しかも水彩なので失敗してもやり直すことができ、ぶきっちょさんには嬉しい限り。
絵付けをした作品は、電気窯で焼き上げて完成となる。描いた色がそのまま発色するわけではないので、焼き上がりはちょっとドキドキする瞬間なんだとか。
初級のコースではコースターや鍋敷き、花瓶敷き、ミラーフレーム、小皿といった生活雑貨をはじめ、表札やウェルカムボードを作るそう。慣れてくると温度計やさじ置き、中皿なども。さらに中級へ進むと植木鉢や歯ブラシ立てといった、大きな作品や立体的なアイテムにも絵付けができるようになる。
レッスン歴1年という生徒さんは、「作ったものは、ほとんどお部屋に飾ってあります。たまにプレゼントすることもあるんですけど、もったいなくて!」とかなりの愛着ぶり。確かに、何かひとつ置くと、周りのモノも全部スペインタイルにしたくなるよね。中には、お家の中のワンコーナーを、スペインタイルで敷き詰めている生徒さんもいるとか!
カラフルなモノに囲まれているとお家が明るくなって、気持ちも会話も弾んできそう。スペイン生まれのゴキゲンなアートで毎日ハッピー!
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スペインの伝統的なタイル「マヨルカタイル」(水彩技法)で描いたお皿とさじ置き。置くだけでキッチンが明るくなりそう!
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初級でマスターできるマヨルカの中皿。トレーシングペーパーで下絵を写してから筆で色をつける。
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色見本。顔料の色は焼くと変化するので、これを見て焼きあがりを予想しながら色を選ぶそう。
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教室にはオリジナルの図案もたくさん。今年のクリスマスはこんなタイルを作ってみては? ひと味違う演出ができそう!
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「クエルダセカ技法」に挑戦。まずは下絵の縁を鉛筆でなぞる。この線は焼成すると消えるそう。
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スポイトで釉薬を鉛筆の縁の内側に流していく。タイルピースを貼り合わせたような仕上がりに。
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