
雑貨の街・恵比寿の人気ショップ『COMMUNICATION MANIA』オーナー、元会社員の畠山京子さんが適性診断する
『雑貨ショップオーナー』はこうでなくっちゃ!
大学を卒業後、「2、3年売り場を経験したら店長をやらせてあげる」という言葉にひかれてファッションビルに入社し、9年間勤務しました。メガネ売り場を皮切りに、アクセサリーショップや雑貨ショップを経験し、徐々にこの商売のおもしろさがわかってきました。自分がいいなと思って仕入れた商品が望みどおりに売れてゆく。当たる確率がどんどん高くなってゆく。お客さんの回転率が上がる。自分の評価も上がる……。私の好きなモノを好きになってくれる人がいるという感覚は、最高に気持ちのいいものでした。
開業資金のめどが立ち、店舗物件を契約した後、会社を退社。その1ヵ月後に、恵比寿に『COMMUNICATION MANIA』をオープンしました。
出店に当たって、ただのステーショナリーグッズのお店という程度ではすぐに埋もれてしまいますので、明確な切り口が必要であろうと考えました。そうして、たどりついたコンセプトが「コミュニケーション」。小さい頃から手紙を書くのが好きで、レターセットを集めたりしていたところから思い立ちました。それと、最近、世の中でも携帯電話やパソコンといったコミュニケーションツールが増えてきているので、時流を外してはいないだろうという確信もありました。
当初から、店の名前を全国区にしたいという思いがあり、恵比寿という“雑貨の街”であえて挑戦することにしました。こうした立地のせいもあり、つねに流行の半歩先ぐらいを進んでいなければならないというプレッシャーはあります。たえずアンテナを張り巡らせ、いつも気の張っている状態に疲れることもあります。けれど、それだからこそ楽しみも多く、そして何より、自分の好きなモノに囲まれて仕事ができるということが、この商売のいちばんおもしろいところではないかと思っています。