2004年度の志願者数は224万人を突破! 子どもからお年寄りまで幅広い層が受検し、今や漢検は国民的な人気資格となった。
毎年、受検者が増加し続けているのは、生涯学習として注目されているのに加え、パソコン、ワープロが普及し、正しい漢字を読み書きできない人が増えているから。漢字を知らなければ、ワープロが変換した漢字が正しいかどうかもわからない。OA機器を使いこなすためにも、漢字能力は不可欠だ。
(財)日本漢字能力検定協会が実施する日本漢字能力検定のレベルは1級から8級(準1級、準2級)まで、10ランク(児童漢検として初9級、初10級もある)。試験は漢字の音訓の読みや対義語、類義語、熟語などの知識を問う内容になっている。
社会人としての常識を身につけるつもりで漢検に挑戦するのもいいだろう。一方で活字を商品としている出版社や新聞社、編集プロダクションをはじめ、漢検取得を奨励する一般企業が多いのも事実だ。ビジネス文書に誤字脱字があっては、本人の教養を疑われるどころか、会社の信頼もなくしかねないからだ。
取得したからといって、すぐに稼げる資格ではないが、ビジネスの基礎能力としてあらゆるところで役に立つことは間違いない。