全身美容のスペシャリスト、エステティシャン。皮膚のトリートメントや痩身、脱毛など幅広くカバーし、一人一人の肌や体質、希望に合ったプログラムを組む。人を健康にきれいにする仕事とあって、技術に加え、皮膚科学、栄養学といった専門知識も必要とされ、欧州ではステイタスの高い職業になっている。日本では公的な資格制度はないが、日本エステティック協会では1994年から独自に資格制度を実施。協会で試験を行い、プロとして必要とされる一定以上の知識と技術を審査し、合格した者に「認定エステティシャン」の資格を与えている。
協会ではさらに、この認定エステティシャンを中核に、2003年秋に資格制度を刷新。認定エステティシャンの上位資格として、実務経験者を対象にした「認定トータルエステティックアドバイザー」を設け、理論、技術ともに精通し、指導者的立場を担うエキスパートとしての能力を認定している。試験は年1回実施され、1次試験(論述式の筆記)、2次試験(実技)、3次試験(レポート提出)がある。また、フェイシャルの基礎技術を認定する資格「認定フェイシャルエステティシャン」も開始され、協会非会員を対象に年3回、試験を実施している。