習いごととしておなじみの書道。資格としては、全国統一の毛筆書写検定があるほか、各スクールや団体でそれぞれ級位や段位が設けられている。書道教授の資格を認定しているスクールもあり、お稽古ごとからステップアップさせて「教える仕事」に就きたい人は、じっくり勉強してみるといい。スクールによっては、授業のなかで書道教室経営のノウハウなどを教えてくれるところもある。
資格取得後は、開塾や、地域のサークル・会社のクラブなどで教えるなどの道がある。自宅で副業的に教室を開くことも可能だ。ただ、指導者になっても、書家としての技量をアピールできなければ生徒はついてこないので、勉強を続け、展覧会などにも意欲的に出品したりと、腕を磨く努力は欠かせない。
現在、海外でもアートとしての書道に注目が集まっており、外国で教える道もありそうだ。
毛筆書写検定は、2004年度は全国で2万8535人が受験。文部科学省後援の検定試験で、(財)日本書写技能検定協会が主催。履歴書にアピール点として明記できるのがメリットで、中学生から一般社会人まで受験者層は幅広い。検定は1〜4級があり、各級とも試験は実技と理論。1級は草書や古典を読みこなす力や、書道史の知識も要求される難関だが、合格すれば、指導者レベルの実力と認められ、開塾にも有利。