ホームへルパーとは、訪問介護員とも呼ばれるように、高齢者や身体障害者がいる家庭を訪問して日常生活全般の援助を行う人材。
ここでいう援助とは、掃除、洗濯、買い物といった家事援助と、食事、排泄、着替え、入浴などの身体介護のこと。在宅サービスや施設介護職員などとして働く場合には、限られた時間内に必要な援助を行うと同時に、医療や保健などほかの機関との連携が行えるよう、利用者の状況を正確に把握することも必要になる。
資格には1〜3級があり、資格を取得するには各都道府県や政令指定都市、市区町村、専門学校、民間団体が実施している養成研修を受講して、介護保険法に基づいた研修課程を修了する。3級課程では、主に家事援助など介護の基礎的な技術と知識を、より専門的な技能を要する介護技術やケアマネージメントについての技能を習得するには2級で学び、さらに1級課程へと続くが、スペシャリストとしての活躍をめざすなら2級以上を取得したい。
21世紀半ばには、国民の3分の1が65歳以上という超高齢社会を迎えるといわれているなか、高齢者の自立した日常生活を支援し、社会福祉サービスの提供に欠かせないホームヘルパー。在宅介護を希望する声に押され、極めて重要な役割を持つ人材の確保と増員が叫ばれている。