経営者の立場で経営とITの橋渡しをし、真に経営に役立つIT投資を推進・支援する専門家がITコーディネータ(以下ITC)。経営者が経営と情報技術について気軽に相談できるホームドクター的な存在だ。この資格は、ITコーディネータ協会が主催する民間資格であるが、経済産業省の推進資格となっている。
ITCには、あらゆる情報化投資に応えられるだけの広く深い専門知識と、それを使いこなす能力および実績が必要とされる。
ITCになるためには、ITC試験に合格するとともにケース研修を修了する必要がある。この2つの条件を満たしてはじめてITCとして認定される。試験には、春秋に行われる一般試験とは別に、公認会計士、税理士、中小企業診断士、技術士(経営工学、情報工学、総合技術監理)、経営品質協議会セルフアセッサーの資格認定者に対する専門スキル特別認定試験があり、ITC試験の一部免除が受けられる。専門スキル特別認定を希望する受験者は、ケース研修の受講を先に行い、ケース研修修了後、研修会場で試験を受けることができる。
ITC認定後、実務経験や、継続学習により同協会が設定するポイントを積み重ね、一定のポイントを得ることでITCとしての資格が維持できる。次回ITC試験は5月28日。