国公立・私立幼稚園で子どもたちを指導する幼稚園教諭は、子どもたちと接することが好きな人に根強い人気を誇る職業。この職業に就くために必要になるのが幼稚園教諭免許状だ。
免許状は、国が定めた「教育職員免許法」に基づき、文部科学大臣が認定した短大等の課程で所定の単位と学位を有したうえで、各都道府県の教育委員会へ申請することで授与される。
免許状には、短大・専門学校卒業時などに取得できる二種免許状、4年制大学卒業時に取得できる一種免許状、大学院修士課程修了時等に取得できる専修免許状の3種類があるが、免許状の種類によって職務に制限があるわけではない。ただし、私立幼稚園では、免許状の種類によって多少給与に差が出る場合もある。
また、2005年度からは幼稚園教員資格認定試験が実施されている(06年の一次試験は9月上旬、一次試験合格者を対象とした二次試験は10月中旬)。これは、規制改革推進3カ年計画を踏まえ、幼稚園と保育所の連携を促進する観点から、保育士として一定の在職経験を有する者が幼稚園教諭二種免許状を取得する方策として創設されたもの。
いずれにしろ免許状の取得後、実際に幼稚園で働くには、各教育委員会や私立幼稚園の採用試験を受ける必要がある。