厚生労働省は、職業能力開発促進法に基づき、働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として公証する技能検定制度を設けている。その対象職種に、景気低迷やペイオフ解禁といった時代にあって、人々に資産設計やライフプランを提供するファイナンシャル・プランニングも加えられ、ファイナンシャル・プランニング技能検定が誕生。同検定は1級から3級まであり、学科試験と実技試験がある。各等級とも実技試験は選択科目(業務)となっており、いずれか1つを選んで受検するが、複数の選択科目(業務)を受検することも可能で、その場合、合格した選択科目(業務)名がそれぞれ記された複数の合格証書を取得することができる。学科と実技の両試験とも合格すると、「ファイナンシャル・プランニング技能士」という称号が付与される(名称独占資格)。
実施するのは、厚生労働大臣から指定試験機関に定められた(社)金融財政事情研究会および特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会。FP技能検定に先立ち、独自にFP試験を実施してきた両団体が実施するだけに、信頼度は申し分ないだろう。さらに国が認めるFPのエキスパートということで、注目度は高まっている。金融業界をはじめ、さまざまな分野での活躍が期待される。