校正とは、書籍や雑誌、パンフレットなど印刷物を制作する過程で、原稿の通りに作成されているかどうかをチェックする仕事。ゲラと呼ばれる校正刷りを原稿と照らし合わせ、誤字、脱字、用語などに誤りがあったら、ゲラに校正記号を入れて訂正する。さらに、原稿の内容に食い違いはないか、人名や地名などは正確に表記されているか、またカラー印刷の場合ならば色の出具合などもチェックする。校正者になるには資格は必ずしも必要ではないが、実力の証明になり、自分をアピールする材料になる。
(財)実務教育研究所では校正の実践能力を評価する目的で、同研究所の通信講座修了者を対象に認定試験を実施。在宅校正者を想定し、自宅で受験するシステム。発送されてきた試験問題は現場で通用する校正力を試すもので、解答用紙提出締め切り日までの10日間でこなす。正確にチェックできる能力に加え、限られた時間内でこなせる力も審査する。合格者は「校正士」として認定され、認定証書が授与される。
校正者の働き方としては出版社や新聞社などに勤務するほか、実力があれば在宅で仕事を受けることも可能。結婚・出産後も自宅を拠点にフリーで活躍している女性も多い。(財)実務教育研究所では職業情報室を設けているので、仕事情報の提供を受けることもできる。