習いごととしておなじみの書道。資格としては、全国統一の毛筆書写検定があるほか、各スクールや団体でそれぞれ級位や段位が設けられている。書道教授の資格を認定しているスクールもあり、お稽古ごとからステップアップさせて「教える仕事」に就きたい人は、じっくり勉強してみるといい。スクールによっては、授業のなかで書道教室経営のノウハウなどを教えてくれるところもある。
資格取得後は、開塾や、地域のサークル・会社のクラブなどで教えるなどの道がある。自宅で副業的に教室を開くことも可能だ。ただ、指導者になっても、書家としての技量をアピールできなければ生徒はついてこないので、勉強を続け、展覧会などにも意欲的に出品したりと、腕を磨く努力は欠かせない。
現在、海外でもアートとしての書道に注目が集まっており、外国で教える道もありそうだ。
書道師範の資格はスクールごとに認定しているケースが一般的で、昇級・昇段試験を重ねながら師範をめざす。師範の取得をめざす講座を設けているスクールもあり、そのひとつ日本教育書道藝術院の師範養成科コースは2年。漢字の楷書・行書・草書や、現代文のいろはの基礎から短歌・詩文・色紙などの書き方まで、書の技術を幅広く修得するとともに、用具の知識や書道史、開塾講座などの講義もある。