CADシステムを駆使して設計業務が行える人材は、建築関係をはじめ電気・電子、機械、自動車、服飾系など数多くの業界で必要とされている。ますますニーズが高まっているCADの操作レベルを評価するだけでなく、デザインへの応用技術力、図面データの運用管理能力など、設計業務におけるさまざまなスキルを問うのがオートデスク マスター試験だ。また、この試験ではオートデスク社製品の基本的な技術力の判定をはじめ、各種専門分野への応用技術力、コンピュータグラフィックスによる視覚的効果を含む3次元設計への対応をも考慮したCADの総合的な技術力の判定が行われる。
試験は、CADが扱うモデル空間の違いから、2次元を主な対象とした2D、3次元モデルを扱う3Dに分けられ、あらゆるレベルの技術者に対応できるように3分類5カテゴリを用意(準備中も含む)。現在2DD(2Dデザイン)、2DE(2Dエキスパート)、3DD(3Dデザイン)の3区分が実施中で、2004年秋には3DE(3Dエキスパート)のひとつにあたるインベンターマスター試験の概要も発表され、05年1月より実施されている。幅広い技術者に対応した実践力を認定する試験といえるだろう。