証券外務員になるには、証券会社などに入ったあと、資格試験に合格し、その氏名等を金融庁に登録することが証券取引法で義務づけられており、この登録手続きが終了しなければ「証券外務員」として活躍することができない。
これまで証券外務員資格試験の受験資格は、日本証券業協会の協会員の役職員等に限定されていたが、制度の一部が変更され、2004年9月から一般受験が開始された。背景には、企業の資金調達が、銀行などの融資に頼る間接金融から、株式や社債の発行により投資家から調達する直接金融へと移行してきていることがあげられる。また、04年12月から証券会社の専売特許だった株式等の取引に、証券取引の仲介を行う金融機関等が加わることが可能になり、銀行でも株式等の証券が取り扱えるようになった。即戦力となる有資格者へのニーズは、人材派遣市場などでも高まっている。
一般受験ができるのは、信用取引や先物取引、オプション取引以外の証券取引を取り扱える二種外務員資格試験。出題範囲は「法令・諸規則」「商品業務」などの基礎的な分野だ。
試験は、全国の会場で原則的に月曜日から金曜日まで毎営業日実施している。
<二種外務員資格試験の出題科目と出題範囲>
●法令・諸規則
・証券取引法及び関係法令
・投資信託及び投資法人に関する法律並びに関係法令
・証券業協会定款・規則等
・証券取引所定款・規則等
●商品業務
・株式業務
・債券業務
・投資信託及び投資法人に関する業務
・付随業務
●関連科目
・証券市場の基礎知識
・株式会社法概論
・経済・金融・財政の常識
・財務諸表と企業分析
・証券税制
・セールス業務