健康や美への関心の高まりを受けて、成長し続けているエステティック業界。顧客の中心は20代から30代の女性だが、高齢社会の進展にともない、市場規模も確実に拡大が見込まれている。
ただ、急成長を遂げただけに法的な整備が遅れ、誰もが参入できる状況であるため、現状はサロンによってサービスの質にかなりの差がある。そこで、顧客が安心してサービスを受けられる指針を設けようと、日本エステティック業協会(AEA)では資格制度を発足させた。現在就業中のエステティシャンの技術を認定するもので、実務経歴書と筆記試験によって審査を行う。認定基準は、フェイシャル・ボディに関して実務経験1年以上、上位資格のシニアエステティシャンは同様の実務経験が3年以上となっている。インターナショナルエステティシャンは5年以上の実務経験で、条件をクリアしている者。また、フェイシャル・ボディ・脱毛のそれぞれに関して、1年または2年以上の実務経験者を対象にする専門に特化した資格もある。脱毛のみは、条件をクリアした場合、申請のみで資格を付与される。
なお、本試験は2006年3月までの経過措置として実施され、以降は認定校卒業者向けの資格になる予定。AEAでは、教育・資格取得・就職と一貫したフォローアップをめざす。