知的財産翻訳検定

専門家の需要が急増中の知的財産翻訳分野の新検定

国際的な特許出願など、知的財産に関する翻訳の能力を検定する。和文英訳と英文和訳の2科目で、中国語の試験も検討中。

  • NEW!
  • 注目度上

稼げる度

翻訳後の英文1ワードにつき

18円〜25円

 日本企業の海外進出にともない、欧米や中国などで特許を申請する動きが活発化している。しかし、誤訳や原文の不備で守られるべき権利が確保できないことも多い。特許明細書の翻訳は、通常の翻訳力に加え、特許特有の文書スタイルに精通し、国際的に確立されている専門知識を必要とする高度なものなのだ。日本の知的財産(知財)が正当に評価・保護されるためには、優秀な翻訳家の育成と確保が急務である。
 そこで、翻訳者のレベルを認定し優秀な翻訳者を確保するため、また翻訳者の勉強の目標として、日本知的財産翻訳協会(NIPTA)による知的財産翻訳検定が誕生した。日本語から英語への知財翻訳能力について必要な3つの要素((1)技術理解力、(2)翻訳力、(3)特許制度・実務に関する英語知識)を評価する。
 試験は、インターネットを利用したオンライン試験で、自宅で受験する。試験問題は、共通問題と、専門技術分野問題((1)電気・電子工学、(2)機械工学、(3)化学のうち1つを選択)の2部構成。答案のレベルに応じて1〜3級、または級外の判定となり、2級以下だと、今後の指針となるようなコメントが個別に郵送される。また、1級合格者は面接審査を経て認定となる。現在の和文英訳に加えて2006年度より英文和訳の試験も実施される。中国語の試験も検討中だ。

受験資格

特になし

知的財産翻訳に興味・関心のある人ならば、誰でも受験できる。

学び方

スクール

知財翻訳は特殊な決まりごとが多いから、独学はむずかしい。専門のスクールに通おう。

取得期間の目安

半年〜

TOEIC700点レベルの英語力がある人に半年間で知財の基礎を教える講座もある。一人前の知財翻訳者になるにはさらに勉強が必要。

受験費用

1万5000円

NIPTA会員は受験料1万2000円。ちなみにNIPTA個人会員は、入会金1万円、年会費1万円。

試験時期

年2回

春は英文和訳、秋は和文英訳の試験が行われる。

合格率

――

合否ではなく、該当する級が与えられる。第1回試験では、受験者127人中、9人が1級、23人が2級、3級が53人で、級外が42人だった。

取得者の傾向

第1回は、特許事務所や企業の知財部門に勤める人など、実際に知財翻訳に携わる人が大半を占めた。受験者を分野別に見ると、化学分野が28人、電気・電子工学分野が57人、機械工学分野が42人。

資格がスタートした年月

2004年12月

累計受験者数(04.12)

127人


主催団体

資格団体名 NPO法人日本知的財産翻訳協会
住所 〒162-0022 東京都新宿区新宿1-1-7 コスモ新宿御苑ビル6F (株)知財翻訳研究所気付
電話 03-5366-3771
備考 http://www.nipta.org
※各資格情報は、2006年3月発売「稼げる資格」2006年度上半期版の情報を転載しています。詳細受験費用・時期については、各団体等にお問い合せください。


2007年2月25日より「資格と仕事.net」としてリニューアルいたしました。
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