欧米では手技だけで体の不調を改善させる自然手技療法に対する認知度が高く、予防医学として保健が適用されている国や、西洋医学と併用し医療現場に導入している国も数多い。この自然手技療法を日本にも普及させることを目的に、2005年、NPO法人日本セラピスト認定協会が発足。各種検定試験を実施し、技術レベルに応じた資格の認定を行っている。
この整体セラピスト認定もその一つ。体の筋緊張による歪みを取り除き自然治癒力を高めるといった整体の技術に加え、精神的なストレスの影響などメンタル面にも配慮したケアを行える施術者を認定する。資格は施術院で補助業務が行える5級から施術院責任者の指導統括が行える修士までの6段階。プロの整体セラピストとして働きたい場合には、3級以上を取得する必要がある。資格取得には、協会公認指定校をはじめとするスクールで専門知識・技術を修得した後に受験。3級から2級、1級、修士とステップアップすれば、よりハイレベルのセラピストとして認められ、収入アップにもつながる。また、3級以上の資格取得者は協会の会員として登録され、施術上にトラブルが発生した際に利用できる保険への自動加入、公認指定校で開かれる各種セミナーを割引で受講できるなど、さまざまな特典がある。