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在校生・修了生インタビュー
日本大学大学院
法務研究科

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昔からの夢を叶えるため
働きながら司法試験に一発合格!国家資格の取得で、自分の可能性を広げていきたい

岡田 滋美さん(46歳)※取材時

1999年横浜国立大学大学院(工学)、2007年東京大学法科大学院、2017年早稲田大学大学院(MBA)を修了後、同年4月日本大学大学院法務研究科入学。2020年同修了後、司法試験に挑戦し一発合格。

一度はあきらめた夢に再挑戦!働きながら学べる法科大学院を選択

20代で法科大学院で学び司法試験に挑戦するも失敗。法曹をあきらめ、修得した工学や法律の知識を活かし機械系メーカーで働いていました。42歳の時、働きながらMBA取得ができた経験から「夢だった司法試験合格へ再び挑戦しよう」と受験を決意。昼夜開講で仕事をしながら学べることに加え、先生方の指導が熱心だという評判を聞いて同学へ入学。1年次8月の長女出産の折にも、期末試験の別室受験や追試など個々の状況に合わせ柔軟に対応して頂き、同学の学生を支えてくれる姿勢に感銘を受けました。

仕事や家事・育児と両立できた、指導力と研究力のスゴさを実感!

勉強は、通勤途中や育児等のすき間時間に予習を中心に行いました。同学は少人数制の双方向授業。先生方は学生各々の学修進度や学修環境を把握し、学生に適した質問をしていきます。驚くことに終わってみると講義と質問がうまく絡み、授業のテーマの基礎から深い部分までを理解できる構成になっているのです。予習を丁寧に行い、授業に集中して臨めば試験に対応できる力が身につきます。また、先生方の司法試験予想問題の的中率も高く、プロの指導力と研究力が合格へ導いてくれたと感じています。

私のオススメ科目

刑事事実認定論

事例問題演習の起案と解説を一講義内で行う授業です。貴重な演習の時間になりました。答案添削にも個々に対応してくださったため、論述力が格段にアップしたと感じます。

租税法演習

租税法について基本的な理解を前提に、問題演習を進める科目です。先生のオリジナルテキストが秀逸で、具体的な事例の適用について理解が深まりました。論述力もつき、司法試験に対応する力を修得できました。

民事法系演習

一つの講義で二つの判例を題材に、各判例の解説と関連する論点について基本から解説してくださる授業です。司法試験に対応できるほどの重要判例の事案の理解と、応用的な考え方を身につけることができました。

お金のやりくり法

仕事の収入を学費に充てる予定でいましたが、2~3年次は全額免除の奨学金を、3年次にはさらに学内の大学院生を対象にしたロバート・F・ケネディ奨学金も受取ることができ大変助かりました。

ある一週間のスケジュール

月曜日平日は6:30起床。勤務時間は8:30~17:30ですが、会社には在宅勤務制度やフレックス制度があり、柔軟に時間を使うことができました。18:30~20:00の6限に出席し21:00頃帰宅。1時間ほど予習・復習をして23:00頃就寝。
火曜日半休を取得し、14:40からの4限と5限に出席。同学は昼夜開講のためフレックスや半休制度等を利用すれば、昼間の授業に出席ができます。19:00に帰宅し子どもとの時間を。子どもが寝た後、1時間ほど勉強し23:00就寝。
水曜日授業を取っていない貴重な平日。仕事に専念したり、子どもの予防接種等必要な用事を入れたりしました。すき間時間や子どもが寝た後の時間を利用して、3時間ほど予習を中心に復習も行い、23:00頃就寝。
木曜日退勤後、授業に出席。勉強は主に通勤時間を使って予習を中心に行いました。予習をしっかりと行い、集中して授業に臨むことで、授業を終えた時には「もうほとんど理解した」という状態となるよう取り組みました。
金曜日フレックス制度を利用して、16:20からの5限と7限に出席。空き時間は自習室の個人専用机で勉強しました。学生には、机とロッカーが個別に与えられるため、重い書籍類の持ち歩きを減らすことができ大変助かりました。
土曜日毎週土曜日は、実際に司法試験の考査委員経験のある民法の井上先生のゼミに参加。2時間で過去問題を解き、翌週に解説をしてくださいます。初歩レベルのお作法から誤解を生じやすい点まできっちり教えて頂きました。
日曜日家事や育児の合間に勉強。勉強は自分がこなせる計画を立て、楽しみながらも無心に淡々と進めることが大切。今後は国家資格を活かし可能性を広げたいですね。イキイキと働く母の姿を子どもに見せたいと思います。
問合せ先03-6261-3210(法学部大学院事務課)ホームページはこちら
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