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在校生・修了生インタビュー
聖学院大学大学院
政治政策学研究科

  • 法・政治・政策
  • 埼玉県
  • 大学院
専門性を高めるため
手厚い指導・サポート体制と、多くの社会人学生の存在が大きな後押しになりました。

森 華子さん(45歳)

獨協大学卒業後、会計事務所に勤務。税理士資格の取得を目指し、2017年に同大学院へ入学。2019年修了。

入学のきっかけ

学位と税法論文が国税審議会に認められれば、税理士試験税法科目のうち2科目が免除される。そんな制度に惹かれて大学院への進学を検討するようになりました。同大学院は職場から近かったことが一番の入学理由になったものの、同年代の社会人学生が数多く在籍していたこと、教員や職員の方の熱心な支援があることも大きな安心材料になりました。実際にこの2年間は、国税庁でキャリアを積んだ先生方が丁寧に論文指導を行ってくれましたし、職員の方も親身にサポートしてくださいました。

大学院で得られたもの

一番大きかったのは、税法や判例を読むクセがついたこと。知識に“裏付け”ができたことで、以前にも増して自信を持って業務に取り組めるようになりました。スキルアップ以外の点では、ともに税理士を目指す仲間に出会えたことも大きかったですね。大学院で学ぶようになってからは、ひとりで机に臨んでいるときも孤独ではなくなっていましたし、同級生たちとは「大学院修了後も定期的に勉強会を開こう」と話しています。ともに合格を目指せる仲間ができる。それも同大学院の魅力だと思います。

私のオススメ科目

租税法A

法律といえば“眉間にシワを寄せながら勉強するもの”というイメージがあったのですが、担当教員の方は笑顔で税法のお話をしてくださって。この授業で税法のイメージがくつがえされました。

租税法B

国税庁出身の教授から消費税について学びました。先生が国税庁にいらしたときの経験談が聞けることも魅力のひとつ。試験においても、仕事においてもとてもタメになる授業でした。

研究方法特論

論文の書き方をマンツーマンで指導してくれる授業。毎週、数ページほど書き進めては教員に送り、授業のなかでアカデミックな論文の作法などを指導してもらっていました。

お金のやりくり法

私は貯蓄から授業料をまかなっていましたが、同級生のなかには授業料減免などの制度を利用している方も多かったように思います。

ある一日のスケジュール

5:30起床。朝はのんびりとしたいので、早めに起きてゆっくりと出勤準備をしていました。大学院は平日の3日間と土曜日。この日は2コマある日だったので、忙しくなりそうだと思いながら家をあとにしました。
8:00会計事務所に出勤。スタッフたちと一緒に税務に関する業務をスタートします。会社の方も大学院通学を応援してくれていたので、月末などの忙しいときは色々とサポートしてもらっていました。
12:00お昼休み。授業の発表準備やレポートなどに追われているときは、この時間を利用して勉強するときもありました。大学院の土曜日の授業のときは、同級生たちと食堂に集まって一緒にランチをすることもありましたね。
17:30業務終了。大学院は職場から近い距離にあるので、自動車で通学していました。税法の専門教員が3名いる大学院は珍しいらしく、同級生のなかには東京都や千葉県、群馬県などから通っている方もいました。
18:001コマ目の「経営文化論」を受講。労働法を軸に、過労やパワハラなどの問題について学びました。税法に関するものではありませんが、教養として新しい知識が得られることはとても新鮮でした。
19:302コマ目の「公共哲学」の授業に参加しました。同大学院では「税理士には正義がなければならない」という考えから、この授業が必修科目のひとつに設定されています。
21:00授業終了。同級生は社会人の方も多いので平日に一緒に食事に行くことはありませんでしたが、修士論文の途中経過を発表する「税法研究会」のあとには打ち上げをしていました。
22:00帰宅。教員から「○月△日に集合しよう」というメッセージが届いていたので、同級生に日程の連絡をしました。勉強はもちろんですが、仲間たちから他の事務所の仕事の進め方などが聞けることも大きかったですね。
23:00就寝。明日の仕事に備えて身体を休めます。大学院は長期戦なので、あまり自分を追い込みすぎないことも大切なポイントです。
問合せ先048-780-1707(広報)ホームページはこちら
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