心理カウンセラーの仕事内容とは | ケイコとマナブ.net

心理カウンセラーの仕事内容とは

心を楽にしたい時や不安になった時に、安心して相談できる相手が心理カウンセラーです。普段、どのような仕事をどこでしているのか、どのようなキャリアプランがあるのでしょうか。

心理カウンセラーの仕事内容についてご紹介します。

心理カウンセラーの仕事内容について

心理カウンセラーは、問題を抱えている人に対して本人が自分自身で問題解決できるようにサポートをする仕事です。

専門分野によって呼び名が違いますが、教育機関ではスクールカウンセラー、企業では産業カウンセラーが活躍しています。

いずれも人の心が抱える問題や、課題を解決するために働く人たちです。心理カウンセラーとの明確な呼びわけはされていません。スクールカウンセラーも産業カウンセラーも、広い意味での心理カウンセラーと考えて良いでしょう。

  • 心理カウンセラーの仕事内容 例)
    ・メンタルヘルスに関する相談、悩み解決のサポート
    ・仕事上の悩み、学校生活における悩み相談などの対応

心理カウンセラーは教育機関、福祉分野、一般企業などで活躍しています。

中でも、教育機関で働いている心理カウンセラーをスクールカウンセラーと言います。

スクールカウンセラーというと、児童生徒の話を聞いてあげるイメージがあるかもしれませんが、実際の業務は多岐に渡ります。

例えば児童生徒に対する相談だけではなく、保護者や教職員からの相談に対応したり、教職員等への研修も行います。

心理カウンセラーはどんな役割を期待されるのか

心理カウンセラーは、心に悩みを抱えた人の支援を行うことが仕事です。

とはいえ、一方的にアドバイスするのではなく、悩んでいる人の話を丁寧に聞き取る必要があります。
ストレスの多い社会で、健やかに過ごしていくために心をサポートしていくという役割が期待されています。

悩みを抱えた時の電話相談員として待機することも重要です。初期に相談をしてもらうことで、これ以上症状が進まないように、初期段階で対応することができるためです。
また、夜中など、通常相談できない時間帯に相談が行えるメリットが相談者にもあります。

さらに、ストレスとどのように上手に付き合っていくのかという問題について教育や研修を行うことも期待されています。

心理カウンセラーは、人の心をサポートするプロとして、専門知識を活かせる職業です。

心理カウンセラーの魅力(やりがい)

心理カウンセラーの魅力ややりがいとしては、以下のようなものがあります。

  • 心理カウンセラーの魅力(やりがい) 例)
    ・相談を通じて、人の役に立てる
    ・問題が解決し、人に笑顔が戻って来るので嬉しい
    ・相談を受けた人との信頼関係を築くことができる
    ・社会のどのよう場面でも必要とされるスキルを学べる

心理カウンセラーは、相談を通して人の支援をします。
支援をした結果、問題が解決したり、問題への見方を変えことで心持ちが変わったりと、前に進む支援ができることをやりがいに感じる人もいます。また、相談しに来た人に笑顔が戻ってくる様子を見ると、自分が役に立てたということを実感できるそうです。

また、相談を受けた人との信頼関係を築き、相談を受けたその後も続く関係を通じて、やりがいを感じることもあります。

心理カウンセラーの一日の流れ

心理カウンセラーのうち、臨床心理士資格を持っている場合についてご紹介します。

以下の一例は、発達障害のある子どもと、その親を対象にした支援事業をしている企業のケースです。

出勤

ミーティングや当日の準備

午前中の教室

お昼休憩

午後の教室

一日の出来事をまとめた資料を作ったり、明日の準備を行う

退勤

心理カウンセラーを通じて身につくスキル

心理カウンセラーを通じて身につくスキルとしては、以下のようなものが存在します。

  • 心理カウンセラーを通じて身につくスキル 例)
    ・カウンセリングや心理学についての知識や技術
    ・悩んでいる人の話を聞く傾聴スキル
    ・幅広いものの見方をできるようになる

心理カウンセラーは、心理学についての専門的な知識や技術を持っているプロフェッショナルです。専門学校や大学などで学んだ心理学とカウンセリングの技術は、どこでどのように働くとしても役立つ技術です。
また、悩んでいる人の話を聞く「傾聴」というスキルも身につきます。
カウンセリングを学んでいない人にとっては、悩んでいる人の話をじっくり聞くのは大変でしょう。しかし、専門的な勉強をしてきたからこそ、心理カウンセラーは、思考の整理が不十分な人の話でもきちんと聞いて、整理することができるのです。



さらに、スクールカウンセラーなど、世代の違う人の相談を受けることで、その世代の文化にも詳しくなれます。

心理カウンセラーの将来について(キャリアプラン)

心理カウンセラーは正社員として就職するほか、パート勤務もあります。
心理カウンセラーは、就職した後の勉強が必要な職種です。就職後は、それぞれの現場にあった研修会などに参加することになります。

さらに、臨床心理士や、人の発達に詳しい臨床発達心理士などの認定資格を得るために大学院へ進学するケースもあります。

大学や、短期大学、専門学校などで心理学を勉強した人が、一般企業に就職する場合もあります。
心理カウンセラーの知識は、特に接客面で活かすことができるため、一般企業への就職もでき、社内カウンセラーとして活躍する道もあるでしょう。

心理カウンセラー業界の主な仕事

心理カウンセラー業界の主な仕事をご紹介します。

  • 心理カウンセラー業界の主な仕事 例)
    認定心理士
    公認心理師
    臨床発達心理士
    公務員(心理職)
    科学警察研究所研究員
    家庭裁判所調査官
    法務技官(心理)
    心理判定員
    病院で働く臨床心理士
    養護教諭
    言語聴覚士

心理カウンセラーに関連した民間資格は多数あります。
中でも、厚生労働省が認定する公認心理師は、2018年から試験が開始される認定資格です。

臨床発達心理士は、特に発達心理学を大学院など学んだ人が申請し、認定を受けるという資格です。

公務員でも、心理学系の職種がいくつかあります。科学警察研究所研究員や、家庭裁判所の調査官、法務技官(心理)などです。

臨床心理士の中でも、病院で働く場合は看護師が関連した他業種と言えます。心理カウンセラーの活躍範囲はとても広いので、関連他業種も多岐にわたっています。

(監修者:心理カウンセラー/大野 萌子)