ネイリストになるには


これからネイリストを目指す人のために、ネイリストになる方法をご紹介します。ネイリストといっても、さまざまな勤務先や働き方があるため、どのような場面でスキルを活かしていくのかを明確にしておくことが重要です。

ネイリストになるための国家資格はない

ネイリストになるために取得しなければならない国家資格や免許はありませんが、「正しいネイルができる」証明としての検定試験は存在します。ネイルの試験は運営団体によってさまざまですが、例としてあげると、JNECネイリスト技能検定試験や、JNAジェルネイル技能検定試験、ネイルサロン衛生管理士などがあります。

ネイリストを目指せる専門学校の学費

ネイリストを目指せる専門学校やスクールの学費の一例を紹介します。

  • 【某2年制専門学校の美容科の場合】
    入学金:20万円
    授業料:50万円
    その他施設利用料や教材費:60万5500円
    年間学費:110万5500円
  • 【某3年制専門学校の通信科(美容コース)の場合】
    入学金:8万円
    授業料:11万4000円
    その他施設利用料や教材費:10万8000円
    年間学費:22万2000円

ネイリストとして専門知識や技術を身につけるなら、2年制もしくは3年制の短期大学や専門学校を選べば、整った設備環境で、実践に強いスキルを身につけられます。

また、学費を抑えたい人や仕事をしながら勉強をしたい人の場合は、通信科のある専門学校が適しているでしょう。

ネイリストに向いている人・適性

以下のような適性を持っている人であれば、ネイリストに向いていると言えるでしょう。

  • ネイリストに向いている人・適性 例)
    ・ネイルをはじめとした美容に興味がある
    ・接客が好き
    ・細かな作業が得意
    ・女性が多い職場で働きたい
    ・個性的な感性を持っている

ネイリストはネイルや指先のケアを通じて来店する人の指先へ美を提供する仕事です。
自身が美容に高い関心を持っているのはもちろん、接客を楽しいと感じられたり、細かな作業が得意だったりする人はネイリストに向いているでしょう。
また、ネイリストを含め、サロン業界は女性が多く活躍する業界です。
女性が多い職場への憧れや、周囲のスキルに埋もれない個性的な感性を持っている人なら、ネイリストとしてキャリアアップを目指せるでしょう。

ネイリストの現状について

NPO法人日本ネイリスト協会発行の『ネイル白書2016-17』によると、ネイル市場は2015年から2016年にかけて上昇傾向にあり、ネイルサロンなどのネイル関連店舗は今後も増加すると予想されています。
市場の拡大により、今後はファッション業界やサロン業界の流行に合ったスキルを持つ人材へもニーズが高まるかもしれません。

ネイリストを目指した志望動機

ネイリストは手先の細かな作業を長時間続ける仕事です。
ネイルサロンへの就職やネイリストとして独立している人たちの多くは、自身がはじめてネイルをしたときの感動や嬉しさが志望動機となっているようです。
また、ネイルにかかる費用を節約しようと考えたことがきっかけでトップネイリストとして活躍する人もいます。
ネイリストとして活躍できる職場は日本全国にあり、働く形態もさまざまなため、専門的な知識やスキルを身につけることで働き方が広がるでしょう。

不器用でも独学でネイリストになれる?

ネイリストになるには、必ずしも手先が器用でなければならないということはありません。
手先の器用さはネイリストのスキルに影響するため、不器用であることを理由にネイリストへの道を歩み出せないという人もいますが、短期大学や専門学校、スクールで実習を重ねれば着実なスキルアップを目指すことが可能です。

また、ネイリストになるうえで必ず取得しなければいけない資格や検定はありません。
ネイルサロンによっては未経験者や資格未取得者を積極的に採用している場所もあるため、苦手意識をなくして技術を身につけていこうとする姿勢が重要です。

働きながらネイリストを目指せる?

ネイリストは働きながらでも目指すことが可能です。
ネイリストになるための勉強は短期大学や専門学校へ通うことで実践に強いスキルを身につけられますが、働きながら勉強の時間を確保するなら、夜間部や通信科のある専門学校を選びましょう。

また、未経験でもアシスタントとしてアルバイトを募集しているネイルサロンもあります。
ネイリストとして働く先輩の様子や実際の仕事風景を働きながら経験できるため、ネイリストを目指す人にとって恩恵を受けやすい働き場所だといえます。

ネイリストの主な勤務先

ネイリストの勤務先には、以下のような職場があります。

    例)
    ・ネイルサロン
    ・ヘアサロン
    ・美容スクール
    ・ネイル用品の卸業者
    ・ネイル事業を展開するメーカー

    ネイリストとして活躍しやすい職場はネイルサロンですが、近年ではヘアサロンにネイルサービスを導入する店舗も増えてきています。
    また、各種検定や資格を取得して深い知識と経験を積むことで、ネイルスクール講師として活躍する選択肢もあります。

    そのほか、ネイル用品を取り扱う業者やメーカーに就職できれば、最先端の商品を手にとったり商品開発に携わったりすることができるでしょう。

ネイリストのさまざまな雇用形態

ネイリストの雇用形態には、正社員やパート、フリーランスなどがあります。
正社員はネイルサロンやヘアサロン、結婚式場などに勤務して、配属された店舗でネイルを提供するのが主な業務です。

また、アルバイトやパートの場合は受付業務や予約管理、雑務などを担当するケースが多く、技術や経験に応じてネイルの提供を行っていくようです。

確かなスキルや自分が提供していきたいサービスの方向性が定まればフリーランスとして独立開業を目指す選択肢もあり、ネイリストは働くスタイルや場所を選ばない職種といえます。

この仕事に関する講座を受けた方の声

クロクマさん

理容店を経営している関係上、知識として習得しておきたい資格です。将来的にはトータルビューティをモットーにするお店にしたいという目標があるのでこの資格を取得することに決めました。

今まで知らなかった爪の名称や構造、ネイルの基本事項からしっかり学びました。最初は慣れない用語ばかりでしたが、反復して学ぶことで覚えました。実技では友人たちに協力してもらい、数多くネイル作業を行いました。

ネイルに関する知識と技術を習得したことでまた一歩トータルビューティの目標に近づきました。

総額12万円かかりましたが、夢への投資なので問題なかったです。

最初はあまり知られていないので直接仕事に影響はありませんが、最近では理容以外にネイルの仕事もさせてもらえるようになりました。