理学療法士の難易度 | ケイコとマナブ.net

理学療法士の難易度

合格率は80~90%

理学療法士の試験は、厚生労働大臣認定の国家試験です。理学療法士の合格率は80~90%となることが多く、国家資格の中では合格率の高い資格と言えます。
しかし、ここ5年の合格率を比較してみると、平成23年は74.3%、平成22年は92.6%と実施された年によって、難易度が変わっていることが分かります。難易度に左右されず、合格するためには、しっかりとした試験対策をしておくことが、重要となります。

合格者の内訳を見ると、9315人中8924人が新卒者です(第43回試験 平成26年実施)。新卒者は9889人が受験しているので、新卒者の合格率は90.2%と高くなっています。
これに対し、既卒者の合格率は31.5%(1240名中391名合格)。養成機関での国家試験対策を十分活用して、新卒での合格を目指したほうが良いでしょう。

理学療法士の試験とは?

理学療法士の国家試験は、年1回実施され、試験は筆記試験のみ。
理学療法の専門的な知識や、事例や症例について問われる試験なので、確かな知識とスキルを習得しておくことが重要です。

  • 受験資格
    大学入学資格があり、指定の学校や養成施設において3年以上必要な知識や技能を修得した者など。つまり、受験資格を得るためには、理学療法を学べる大学・短大・専門学校で学ぶことが必要となります。
    作業療法士の資格を持っている人は、養成校で2年以上学べば受験資格が得られます。
  • 試験の方法
    試験は、筆記試験のみ(点字試験受験者は、筆記試験+口述試験及び実技試験)。
    筆記試験は、一般問題と実地試験に分かれています。一般試験は専門基礎分野と専門分野(理学療法)について出題。実地試験は、事例や症例の対応などについて問われる問題です。
  • 試験科目
    一般問題が7科目、実地問題が4科目の中から出題されます。マークシートによる回答ですが、択一式、択二式の問題があります。
    一般問題、実地問題ともに、合格基準の点数を満たさなければ、合格とはなりません。
  • 試験日程
    試験は年1回。毎年2月下旬から3月初旬頃にかけての時期に実施されます。
    筆記試験の試験地は、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県、沖縄県です。
    ※点字試験受験者の口述試験および実技試験は、東京都のみで実施。

養成機関で国家試験対策を!

理学療法士の養成機関では、国家試験対策に力を入れていて試験対策の特別講座や模擬試験、グループ学習など、1月からは試験対策に集中するところも多くなっています。

国家試験の合格率が高い理由は、養成機関での試験対策が充実しているからと言えます。中には、90%を超える高い合格率の養成機関もあり、年によっては100%という合格率を実現してるところもあるほどです。

大学・短大・専門学校などの養成機関を比較検討する際には、カリキュラムや実習先、強みを持っている分野などを確かめるのはもちろん、国家試験対策の充実度も確かめることをおすすめします。