日本料理学校で学べること | ケイコとマナブ.net

日本料理学校はスペシャリストになるための近道

寿司職人を目指し、弟子入りして一人前になるまでを「飯炊き3年、寿司8年」と言い、それだけ時間がかかる大変な仕事という例えです。

しかし、最近の和食ブームにより、日本国内のみならず、海外からも寿司職人・板前の需要が高く、短期間で人材を育てるため、日本料理学校で様々なプログラムが用意してあります。また、昔ながらの厳しい修業は現代にそぐわないという社会の変化も、このようなプログラムが増えてきた理由の一つでもあります。料理学校によって期間は様々ですが、短いものだと4週間位からあり、1年コースが主流です。

カリキュラム

日本料理学校では特に調理実習が充実しています。米のとぎ方、炊き方、包丁の研ぎ方、出汁のとり方などの基本から焼きものや煮付け、揚げもの、蒸しものなどの様々な調理法、器を使った演出法など盛り付けの応用、さらには配膳や食卓マナーの実習なども交え、日本料理をトータルに学ぶことができます。
座学では、実習調理理論や食文化概論などの講義と季節感あふれる素材で、おふくろの味からお客様向けのおもてなし料理まで、日本料理を基礎から学べます。

学校では、オリジナルのテキストを使っている場合も多く、献立の流れに沿って作り方を紹介すると同時に、各調理法ごとに詳しい解説もあります。さらに献立の立て方から調味料、酒、調理器具や盛りつけの器などについての基礎知識も十分に盛り込まれていて、卒業後も役立つことでしょう。

調理師免許の取得

全国に約250校ある厚生労働大臣指定の専門学校で必要な技術と知識を身につけて卒業すると、各都道府県知事が付与する調理師免許の国家試験が免除になり、更に卒業直前に行われる調理技術技能評価試験に合格すれば、厚生労働大臣が付与する専門調理師・調理技能師の学科試験が免除され、調理師免許を取得することができます。

調理師免許を持っていれば、日本料理に限らず飲食業界で働く時に有利ですし、独立する時にも役立ちます。専門学校によっては、調理師免許取得と同時に、製菓衛生士免許(国家資格)、ふぐ調理師免許(公的資格)、食生活アドバイザーや食育インストラクターなど複数の資格取得を目指せるコースもあります。

英語を学び、海外への就職

日本料理学校では、英語を授業に取り入れている所が増えています。これは、海外からの旅行客が増え、英語で日本料理を紹介する機会が増えていることや、板前や寿司職人として海外で就職を希望する人が増えているからです。日本料理を学ぶため、海外からの入学者も多いようです。
実際、日本料理学校には国内外からの求人も多く、希望するキャリアへと進むために、多彩で豊富な就職ガイダンスや各種セミナーを開催するなど、幅広くフォローしてくれます。全国の有名店や一流ホテルでのインターンも充実していて、プロの技を間近で勉強できるチャンスも多く用意してあるのも専門学校の強みでしょう。