調理師になるには?

調理師養成の専門学校なら無試験で資格を取得

厚生労働大臣指定の養成施設で学ぶ

調理師免許取得の一番の近道は、調理師を養成する専門学校で学ぶこと。

1年以上学び、調理師に必要な知識と技術を習得すれば、
無試験で卒業時に調理師資格を取得することが可能です。

多くの専門学校では、1年間で学べる昼間のコースに加え、
働きながら学びたい社会人のための夜間コースを開講しています。

夜間コースは、1.5年というカリキュラムの専門学校がほとんど。

教育訓練給付制度の対象となっているコースもあるので、
経済的負担が軽減されるのも魅力です。

専門学校で学ぶメリットは、ほかにもあります。

・調理の基礎から、応用技術、最新の技術まで学べる

・日本料理、西洋料理、中華料理と多彩なジャンルを習得できる

・製菓や製パン、ワインやテーブルサービスが学べる専門学校もある

・調理の現場を知り尽くしたプロから直接指導が受けられる

・プロが使っている設備と同レベルの設備で学べる

・店舗運営に関する知識も学べる など

また、就・転職をバックアップする制度が充実しているのも専門学校の強み。

レストラン、ホテル、料亭など、めざす道に合わせて、サポートしてくれる
ので安心です。

実務経験を積んだ後に受験する

専門学校に通わずに調理師免許を取得する場合、2年以上の実務経験を
積んだ後、調理師試験を受験することとなります。

試験は筆記試験のみ。

衛生法規、公衆衛生学、栄養学、食品学、食品衛生学、調理理論、
食文化概論の7つの分野から出題されます。

調理師試験は各都道府県で行われ、問題も都道府県により異なります。

受験する都道府県の過去問題などを入手して、出題傾向などを把握しておく
とよいでしょう。

筆記試験に対応した通信講座を開講しているスクールもあります。

過去の出題傾向や合格のポイントを押さえた教材で学べるので、働きながら
でも短期間で合格レベルの力を養えるのが魅力です。

【受験データ】

  • 受験資格
    中学校を卒業した者と同等以上の学力を有する者で、飲食店などで2年以上
    調理業務に従事した者。
  • 受験費用
    都道府県により異なるため、受験する都道府県に確認。

    例えば、千葉県の場合、6100円(2014年度)。
  • 受験時期
    都道府県により異なるため、受験する都道府県に確認。

    例えば、千葉県の場合、年1回実施(2014年度)。

調理師のニーズ

料理人として働くためには、調理師の資格は必ずしも必要ありませんが、
免許取得を採用の条件としているお店も多くなっています。

調理師資格を有していれば、未経験からの就・転職を有利に進められる
ことも。

また、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ文化遺産に登録され、
日本料理への関心が高まっています。

海外では和食を提供するお店が人気を集めており、日本国内はもちろん、
海外で活躍する調理師もいます。

さらに、企業や病院、学校などの給食、食品関係企業の開発部門でも
調理師の知識やスキルが必要とされています。