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在校生・修了生インタビュー
関西学院大学専門職大学院
経営戦略研究科
経営戦略専攻(ビジネススクール)

  • MBA
  • 大阪府
  • 大学院
専門性を高めるため
ベンチャー経営やDXについて多角的に学び、新たなビジネス領域を切り拓く

竹村 謙佑さん(29歳)

JR西日本イノベーションズでCVC業務、XR関連新規事業に携わる。現在はJR西日本ビジネスデザイン部との兼務によりグループ全体のXR事業の全体戦略も主導。2021年に同学ビジネススクールに入学。

ビジネススクールに進学した経緯

2016年にJR西日本に入社し現場業務を経験した後、本社の法務部門に配属されました。法務に関する業務に携わる中で、提案される新規事業やビジネスに最後まで関わりたいと思うように。そこで、CVC業務や新規事業の立ち上げを行うJR西日本イノベーションズへ出向することを決めました。同時に、自身のビジネス経営の知識不足を感じていたことから、会社経営者など実務家教員から実践的に学べる経営戦略研究科企業経営戦略コースに入学しました。

ビジネススクールの学びが仕事に与えた影響

私はコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)と呼ばれる、ベンチャー企業への出資業務を担当しています。大学院修了時に執筆した論文でもCVCを取り上げ、インタビューに基づき15社ほどの企業の経営戦略を比較。CVCの取り組み成功可否を大きく左右する「戦略リターン」の実効性向上の手立てを分析することで、自組織を含めた大企業自身がCVCを効果的に活用し変革するための方策について研究しました。CVCに関する体系的な学びは、ベンチャー企業への出資や支援を考える際にとても役立っています。

私のオススメ科目

ベンチャービジネス

豊富な資料をもとに、ベンチャー企業の実態や課題について学びます。講義では各企業のケーススタディを深く学べるほか、他の受講生の意見も知ることができ、ビジネス事例について多角的に捉えられるようになります。

DX戦略・マーケティング

企業の経営課題解決につながるデジタルマーケティングやDXの手法を学ぶことができます。担当教員がメタバース・XR・web3.0領域に詳しい方だったこともあり、自身の事業と重なる内容についても教えていただきました。

統計分析論

経営や業務の中で得られる膨大なデータの活用方法を、Pythonなどのプログラミングを通じて学ぶ講義です。データ活用の知識・技術を学ぶだけではなく、経営に情報学の視点を取り入れる重要性も実感できました。

お金のやりくり法

弊社内における、自主的な学習への一部教育費支援・教育訓練給付制度を利用したほか、大学独自の支給奨学金「ベーツ第1種支給奨学金」を受給したことで、20代でも大きな負担なく大学院に通うことができました。

ある一日のスケジュール

6:00在宅勤務を開始する前の2時間ほどを使い、前回授業の復習と今週の授業の予習を行います。
9:00出資予定のベンチャー企業の法務DD(デューデリジェンス)・財務DD・ビジネスDDを実施します。
12:00午後の業務に向け、自宅からオフィスに移動します。
13:00出資予定のベンチャー企業との協業内容を具体化するため、打ち合わせを行います。
15:00打ち合わせの後、ベンチャー企業との協業内容について、設定した数値目標などに関する意見交換を行います。
17:00投資契約書類の留意点について、社外顧問弁護士と協議します。
18:30関西学院大学大阪梅田キャンパスに移動し、講義を受講します。対面講義以外に、オンラインで受講できる体制も整っているので、自分のペースで学習できます。
23:00帰宅してから1時間ほど、その日の講義内容を復習します。
問合せ先0798-54-6572(経営戦略研究科事務室)ホームページはこちら
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