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教授紹介
文化ファッション大学院大学
ファッションビジネス研究科

目次

首藤 眞一
:マーケティング戦略、ブランド戦略、コミュニケーション戦略
教員一覧

【インタビュー】人気教員は社会人をどのように指導しているのか?

専門分野:マーケティング戦略、ブランド戦略、コミュニケーション戦略しゅとう しんいち首藤 眞一教授

文化ファッション大学院大学
ファッションビジネス研究科

グローバルの“今”を、ファッション業界の新しいリーダーたちに伝えています

担当科目
マーケティング論、Global Marketing Strategy 他
経歴
'95年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(経営学修士)。伊藤忠ファッションシステム、HUGO BOSS、米国でPrada Beautyのグローバルブランドマネジャーを経て、'07年にブランドニュースを設立。多くのファッション企業の広報・マーケティング業務に従事する。'13年より現職。'13、'14年外務省「KAKEHASHI Project」のアドバイザーを務める。ファッションビジネス学会理事。
著作物・論文
「ファッション産業におけるブランド価値構築とブランド拡大戦略」慶応義塾大学大学院修士論文(1994年)
これまでどのような学生を指導してこられたのですか?
本大学院に入学する学生の特徴は、ファッションを心の底から愛しているということ。世界有数のファッション系専門職大学院ということもあり、国内外から「ファッションのことが忘れられずに転職を考えている」「セレクトショップを起業するために最先端のマーケティングを学びたい」「販売員からマーチャンダイザーにキャリアチェンジしたい」という情熱を持つ社会人学生が集まってきています。彼ら彼女らをどうやってファッション業界で活躍するグローバル人材へと育てていくのか。それが実務家教員としての私のミッションだと考えています。ありがたいことに、これまでの修了生は国境を問わず様々なアパレル会社、セレクトショップ、ラグジュアリーブランド、ファッションEコマースなどで力を発揮していますし、これからも世界の“今”を伝えるなかでたくさんのグローバル人材を輩出していければと考えています。■これまで指導した社会人学生の研究テーマラグジュアリーブランドのソーシャルメディア・マーケティング戦略/デザイナーズブランドのブランド・コミットメント戦略/インバウンド市場拡大のためのマーケティング戦略―AKOMEYA TOKYOを例として― 等
ゼミや研究室ではどのような教育をされていますか?
今、グローバルファッションが大きく変わろうとしています。Eコマースひとつとっても「アメリカにいながらにしてフランスのサイトで服を買う」という国境を越えた購買プロセスが生まれていますし、これまで世界のファッション発信拠点であったニューヨークの五番街ですら若い世代の集客に頭を悩ませているのです。新しい時代を牽引するリーダーは、こうしたリアルな変化を受けとめ、自分自身の力で新しい道を切り拓いていかなければなりません。そのため私は授業のなかでヨーロッパやアメリカのクライアントとのビジネスを例に“世界の動き”を伝えるようにしていますし、「経営が厳しいブランドを取り上げて、再生戦略のプランをつくってほしい」と実践的に力を磨く機会も積極的に提供しています。論文の執筆は簡単ではありませんが、学生一人ひとりの個性や得意不得意を把握したうえで個別に指導をしていますし、みなさんと学びあいながら一緒に“新しい可能性”を模索していければと考えています。
どんな経験や関心を持つ学生に進学してほしいですか?
ファッション業界で働く方はもちろんですが、ぜひファッション業界未経験の方にも本大学院の門扉を叩いてほしいと考えています。実は私自身ももともとは法学部の出身で、社会人になってからビジネススクールに通ってキャリアチェンジをしました。いくつになっても遅くはありません。経験者の方も、未経験者の方も、ぜひ「世界のファッションビジネスの次の時代を牽引する」そんな想いを持って飛び込んできてください。

【文化ファッション大学院大学ファッションビジネス研究科】の教員一覧

  • 櫛下町 伸一教授・学長●担当科目:クリエイション造形II、修了研究・創作

    '84年、学校法人文化学園入職。'84~'06年、文化服装学院専任助手、講師を経て教授を務める。'01~'08年、文化・未来ファッション研究所主任研究員兼任。'06年より文化ファッション大学院大学教授。ファッションクリエイション専攻長、ファッションビジネス研究科長、副学長を経て、'22年12月、学長就任。ファッションビジネス学会理事・副会長、日本メンズファッション協会上席執行役員。

  • 吉田 康成教授・研究科長●担当科目:ファッションデザイン&ソサエティB、デザイン・ディベロップメント

    早稲田大学商学部、文化服装学院アパレルデザイン科卒業の後、株式会社イッセイミヤケインターナショナル「プランテーション」企画でキャリアをスタート。その後、伊藤忠ファッションシステム株式会社を経て、プランニングオフィスP.T.Y(Planning Tailor Yoshida)を主宰。アパレルブランドの開発&企画コンサルティング、アパレル商材のデザインディレクションなどの業務に従事。'12年より現職。

  • 青木 稔教授●担当科目:アパレル造形論、PBL

    '84年文化服装学院ファッション工科専門課程アパレルデザイン科卒業。イタリア ボール社、伊藤忠ファッションシステム株式会社を経て、'99年文化服装学院専任講師。'03年文化ファッションビジネススクール講師。'06年より現職。'10年より株式会社紅屋顧問。'15年より株式会社NES顧問。'19年より文化・ファッションテキスタイル研究所運営委員。

  • 内海 里香教授●担当科目:ファッションと消費者意識、マーケティング戦略論

    '00年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。'06年より大学での研究・教育活動を開始し、'19年より現職。'17~'18年日本百貨店協会「地域百貨店活性化委員会」コーディネーターとしても活躍。昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員・環境デザイン学部非常勤講師。青山学院大学アカデメイア講師。ファッションビジネス学会理事、日本商業学会・日本マーケティング学会・経営情報学会・マーケティング史学会等会員。

  • 春木屋 慶輔教授●担当科目:ブランド起業演習、組織と人材マネジメント

    法政大学経済学部卒業。株式会社イッセイミヤケに総合職として入社。33年間の勤務では、ブランドビジネス部門と経営管理部門の両方を経験。一般社団法人 日本アパレル・ファッション産業協会 通商問題委員会 分科会座長、同協会 環境問題委員会 委員長を務める。'21年より現職。ファッションビジネス学会会員。

問合せ先03-3299-2701(文化ファッション大学院大学)ホームページはこちら
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