在校生・修了生インタビュー
青山学院大学大学院
会計プロフェッション研究科
会計プロフェッション専攻
- 会計大学院(アカウンティング)
- 東京都
- 大学院
- 新しい可能性を見つけるため
- 税法への深い理解とともに経営や財務の知識も身につけた税理士になりたかった!
山口 祥子さん(33歳)
青山学院大学卒業後、働きながら税理士試験を目指す。その後、勉強に専念し、簿記論、財務諸表論に合格。2019年本研究科入学。2020年法人税法に合格。2021年修了。現在、PwC税理士法人勤務。
この大学院に入学した理由は?
貿易事務の仕事に携わっていた時にスキルアップのために簿記2級を取得したのですが、初めて触れる分野の勉強が楽しくて、自分に向いていることに気づきました。また、税理士試験に合格すれば長期的なキャリアが築けると考え、資格取得を目指して勉強に専念することを決意。その後、2科目に合格し、税法以外の経営や会計の体系的な知識を身につけて実務に就きたいと思うようになり本研究科に入学しました。もちろん、修了時に税法2科目の試験免除が受けられることも動機の一つです。
この大学院で得られたものは?
税理士試験に合格したことが一番の成果ですが、修士論文の執筆過程において一つの税制を詳しく調べて深く理解するという経験は、現在、携わっている国際税務やM&Aに関する税務リスクの調査・分析業務に通じることが多く、とても役立っています。また、税法の知識だけでなく経営や財務についても幅広く学べたことでクライアント企業との信頼関係を円滑に築くことができていると感じています。今後も実務を通して勉強を重ねて、将来は海外拠点で勤務できるようになりたいと思っています。
私のオススメ科目
租税法総論
租税法の基礎理論を体系的に学び租税法律主義、租税公平主義の考え方を養う科目です。法律用語が頻出する授業ですが、租税の根幹にあたる部分をしっかり押さえられたことで各税法への理解が深まりました。
演習(ゼミ)
修士論文を執筆するための土台作りを行う科目。学生が持ち回りで著名な判決を輪読し、論点を整理して、自分なりの見解を発表するという形式でした。質疑応答を通して自分の認識を深められる貴重な機会になりました。
エクスターンシップ
会計実務がどのように行われているのかを体験できる夏休み期間中のプログラムです。私は税理士志望でしたが監査業務の流れを経験しておきたいと考えて税理士法人と監査法人の両方を体験させていただきました。
お金のやりくり法
実家で生活をしていたため、基本的な生活費は親からサポートしてもらいながら、前職での貯金でやりくりをしていました。元々、お金が掛かる趣味もなかったため、特に節約・節制は必要ありませんでした。
ある一日のスケジュール
9:00~12:00 | 週3日は予備校に通い税理士試験対策講座を受講。大学院に入学した時点で簿記論、財務諸表論の2科目に合格しており、修了時には税法2科目の免除が受けられるので法人税法のみに集中して勉強しました。 |
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12:00~14:00 | 昼食休憩を挟んで大学院の自習室に向かいます。自習室は平日・土日を問わず23時半まで開放されているので毎日のように利用していました。 |
14:00~18:00 | 自習室では課題に取り組んだり、修士論文の準備、予備校の予習・復習などをしたりしていました。自習室には専用ロッカーがあるので論文執筆に必要な参考書籍や資料を持ち運びせずに済みます。 |
18:00~21:00 | 週3~4日は授業がありました。社会人学生の方は土曜日にまとめて受講されていましたが、私は履修科目をできるだけ分散させて1日の負担を軽減するようにしました。 |
21:00~22:00 | 夜遅くまで勉強することはなく、帰宅後はリラックスタイムを設けて早々に就寝していました。 |
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問合せ先 | 03-3409-8025(青山学院大学学務部専門職大学院教務課)ホームページはこちら |
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