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在校生・修了生インタビュー
日本社会事業大学大学院
福祉マネジメント研究科(専門職大学院)

  • 福祉・医療・健康・生活
  • 東京都
  • 大学院
仕事の幅を広げるため
福祉の相談業務が多様化するなかで、体系的な理論と実践を学びたいと思いました。

岡野 美由紀さん(41歳)

大学卒業後、自治体職員として福祉業務に従事。その後、2020年に同大学院に入学。1年間、標準履修生として仕事と両立しながら学び、2021年3月に修了。2022年に社会福祉協議会に入職。

入学の理由

近年、自治体の相談業務は多様化・複雑化・困難化しています。普段の業務のなかで「自分の知識の幅を広げなければ」と感じることも多かったのですが、その一方で「一人でできることは少ない。これからは人材育成や組織運営にも目を向ける必要がある」という課題も認識するようになっていきました。そんなときに出会ったのが、日本で最初に開設された福祉の専門職大学院。リカレント講座でその実践的な内容に惹かれたことをきっかけに、同大学院で自分の知識、視野を広げることを決めました。

大学院の魅力

事例検討や人材育成といった多彩な科目があることはもちろん、行政職員や施設職員、施設経営者などの多種多様な学生と出会えることも同大学院の魅力だと思います。相談援助ひとつとっても「そんな見方があるのか」と驚くことが多かったですし、各専門領域の知見を取り入れることで自分の視野を大きく広げることができました。実践研究では、自分の職場を対象にした研修プログラムを同僚と協力しながら考案。大学院で学んだ知識、経験を活かして、組織の力を底上げする企画を上司に提案しました。

私のオススメ科目

専門演習・実践課題研究

1年間、担当教員やゼミ生のアドバイスを受けながら、研修プログラムの開発に挑戦。ゼミ生の仲間と支援上の悩みや喜びを分かちあった日々はとても充実したものでした。

サービス管理論

支援の過程や成果を言語化、見える化することで、経験年数の少ない職員であってもより良い援助を実現しやすくなります。同講義では、院生たちとチームを組み、業務の視点から支援の標準化の検討に取り組みました。

福祉人材育成論

福祉現場におけるOJTなど、効果的な人材育成手法を学習。組織としてどう人材育成に取り組むのか、どんな研修をすればより良い気づきが得られるのか。この講義の内容は、そのまま実践研究に活かすことができました。

お金のやりくり法

学費はこれまでの貯金からやりくりしました。私は対象ではありませんでしたが、同級生のなかには教育訓練給付制度を活用されている方もいました。

ある一日のスケジュール

6:00起床。支度をして、7時30分頃に自宅を後にします。講義がある日は1時間ほど早く起き、参考文献などに目を通すようにしていました。
8:30出勤。勤務開始。訪問調査に行くために、関係機関に電話連絡。事前に記録を読み込みます。
12:00昼休憩。ときにはこうした時間を活用して講義の予習をしたり、レポートなどをまとめることもありました。この日は記述式の課題が出ていたので、自分の考えなどを整理しました。
18:30業務終了後に帰宅。19時からのオンライン講義に備え、前回、学んだ内容などを振り返ります。
19:00講義開始。学生とのグループワークに臨みました。平日は難しかったのですが、土曜日の講義では議論を終えたあとに一緒にランチに行くことも。絆は深く、修了した今も交流は続いています。
22:002コマ目の講義が終了。翌日に疲れを残さないためにも、大学院後の勉強は控えるようにしていました。その代わり、休講日や日曜日に集中して課題に取り組むようにしていました。
24:00就寝。仕事と学業の両立は簡単ではないため、時間を見つけて気分転換をすることも大切なポイントです。私の場合は散歩やストレッチ、ドライブなどをしてリフレッシュするようにしていました。
問合せ先042-496-3080(入試広報課)ホームページはこちら
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