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在校生・修了生インタビュー
日本女子大学
家政学部
通信教育課程 児童学科、食物学科

  • 福祉・医療・健康・生活
  • 東京都
  • 通信制
新しい可能性を見つけるため
児童学を学び、社会に貢献したい。その願いを叶えられるカリキュラムが決め手でした。

真野 明子さん(43歳)

学生時代は美術を中心としたリベラルアーツを学ぶ。育児を経験する中、幼児教育に関心を持ち、2019年、児童学科入学。育児・仕事をしながら学び、2023年3月卒業。現在は幼稚園教諭として働く。

幼児教育を体系的かつ実践的に学べるカリキュラム

これからの生き方について考え、これまでの私の歩みをつなげて社会に役立てたい。その願いを叶えるために選んだのが、大学進学という道でした。子育て環境の変化により、子育ての喜びとともに、さまざまな葛藤も経験したことで、教育について学びたいという想いが強かったんです。幼稚園教諭の資格取得に加え、芸術と心理学的アプローチで子どもの成長を支える「芸術・子ども支援プログラム」も学べる同大学に入学。子育てと両立しながらでも学習を進められる環境も決め手になりました。

子どもの成長を支え、保護者に寄り添う教育をめざす

児童学科ではスクーリング科目も多く、先生方の実践的な直接指導が受けられることも魅力です。子どもの発達を多角的に捉える視点を養え、自身の子育て経験を俯瞰して整理できたことは、大きな収穫となりました。卒業後は幼稚園のフリー教諭として勤務。子どもたちに対して何ができるのか、チームとしてどう保育に取り組むか。悩むこともありますが、大学で得た知見を活かしながら子どもの成長を支えています。子育て期を楽しめるように保護者の方にも寄り添った教育を実践したいと考えています。

私のオススメ科目

音楽の歴史【スクーリング科目】

音楽の作り手と受け手のコミュニケーションから生まれるエピソードの一つひとつが「点」から「線」となる感覚を覚えました。音楽の楽しさを味わうことは歴史の延長線上にあるという学びが心に響いた科目です。

基礎カウンセリング2【スクーリング科目】

カウンセリングの定義やアプローチの理論とともに、傾聴などカウンセリング技術を学習。自分本位の「わかる」ではなく、相手本位の「わかる」につながる傾聴は、日々の人間関係や仕事においても重要だと感じました。

児童学特講【スクーリング科目】

児童文学やアニメ、おもちゃなどの児童文化財において、子どもを取り巻く社会問題がどのように描かれているかを考察。文化・歴史的背景、描写・造形、リアルさ、対象の子どもに適切かなど多角的に学べました。

お金のやりくり法

1年次入学だったため、最短4年での卒業を目標としました。幼稚園や未就園児の集まりでの保育補助として得た収入を学費にあてました。本学の通信教育課程は学費がリーズナブルなので、経済的な負担も軽減できました。

ある一週間のスケジュール

月曜日保育補助の仕事のない日を学習日としていました。子どもたちを学校へ送り出した後が勉強の時間。休憩をはさみながら無理をしない程度に午前中2~3時間、午後1~2時間、1日平均3~4時間ほど勉強していました。
火曜日保育補助の仕事は週に2日。近所の幼稚園や子どもの通った幼稚園の未就園児の集まりなどで補助としてお手伝いをしていました。幼児教育の実践の場を経験できたことで、教育実習に入るときも戸惑いはなかったですね。
水曜日学習日。「テキスト科目」は、1科目につき、2課題のレポートが課されます。先生方は一つひとつのレポートを丁寧に確認してくださり、書き込まれているアドバイスは細やか。そこから得られる気づきも多かったです。
木曜日保育補助の日。幼稚園の先生方の仕事を間近で見ながら、子どもの発達段階に応じた心理の捉え方など教育の現場で児童学がどう実践されているかを確認できたことは、学びにも大いに役立ちました。
金曜日学習日。通信教育ではスケジュールをしっかりと立てることが重要です。テキスト科目のレポートをいつまでに提出するか、科目修了試験では何科目受験するのか。年間スケジュールを立て、計画的に学習を進めました。
土曜日週末は家族の予定を優先。スクーリングは「夏期スクーリング」を中心に受講していましたが、子どもの予定と重ならない日程で「土曜スクーリング」や「集中スクーリング」を受講することもありました。
日曜日科目修了試験は年5回、日曜日に開催されます。記述問題が多いので、1週間前から試験対策として過去問に取り組みました。試験前、レポート提出前は、平日の夜の時間も勉強に費やすことも多かったです。
問合せ先03-5981-3200(通信教育課・直通)ホームページはこちら
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