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大阪樟蔭女子大学大学院

人間科学研究科

臨床心理学専攻（修士課程）

心理面接法

プレイセラピーや成人の心理療法で必要な知識・視点・態度が学べる

臨床心理の基礎理論

精神分析や家族力動等、臨床の基礎となる理論をじっくり学べる

発達検査と関与観察

幼児・児童との関わり、発達検査の実施と解釈が実践的に学べる

心理臨床の現場体験

精神科病院、小・中学校、保健センター等学外実習を豊富に体験できる

心理アセスメント

ロールシャッハテストや描画法等の投映法について実践的に学べる

実習を重視し、実践力のあるこころの専門家を育成する

臨床と研究の基礎を形成する幅広い知識の習得と、心理臨床の専門家としての実践力、現場・領域の特性に応じた知識・技量の獲得を、附属カウンセリングセンターでの実習を軸に組織的・効果的に行っている。これにより大学院修了者が専門性を発揮するばかりでなく、適切な心理学的見立てをもとに心理臨床の幅広い現場に対応できる人材となることを目指している。
また、学び得た知識を論理的、実証的に修士論文として完成できる研究能力を育成すべく個別指導を丁寧に行っている。
修了と共に臨床心理士の受験資格を取得でき、公認心理師のカリキュラムに対応した科目も開設している。

実習とカウンセリングセンターでの臨床経験が実践力を育む

臨床心理士養成第1種指定大学院であり、公認心理師のカリキュラムにも対応。教育・医療・福祉など様々な領域の実習や、カウンセリングセンターでのプレイセラピーや心理面接、心理・発達検査を通して専門知識と実践力を兼ね備えた臨床心理士と公認心理師の養成を行っている。教員の指導の下、数多くの事例を体験することができる。実習先として、教育委員会と提携した不登校児童・生徒のカウンセリング、発達障害を抱える母子の支援、精神疾患患者と接する精神科病院実習、うつ病などで休職中の社会人への復職支援・デイケアなどがあり、臨床現場での実践を通して「臨床心理士・公認心理師として活躍できる力」を身につけることができる。

経験豊かな教員による少人数教育と各種のサポート

臨床指導にあたる教員は、現在も臨床心理士・公認心理師として医療・教育・福祉等の各分野の現場に関わっており、その臨床経験を生かして充実したスーパーヴィジョンや実習指導を行っている。修士論文・研究は基本的にマンツーマンで指導し、少人数教育の良さを生かしたサポート体制を整えている。校地は最寄駅から徒歩5分と交通の便が良く、研究室には院生各自専用の机が提供される等、実習・学習を行う環境も整っている。大学院修了後は研修員として大学院に在籍し、学内施設を使って実習と資格試験のための学習を続けることができる。さらに就職情報提供や卒後教育としてのリカレント講座を実施する等、修了後のサポートも様々に行っている。

カリキュラムと修士論文テーマの例

人間科学研究方法論/臨床心理学特論I・II/臨床心理面接特論I・II/臨床心理査定演習I・II/臨床心理基礎実習/臨床心理実習IA・IB・IC・II/心理実践実習/心理学研究法特論/心理統計法特論/臨床心理学研究法特論/発達心理学特論/認知心理学特論/社会心理学特論/家族心理学特論/精神医学特論/障害者（児）心理学特論/心理療法特論A・B/学校臨床心理学特論A・B/他　【修士論文テーマの例】プレイセラピーにおいて表出される攻撃性に関する一考察 ―対象関係論的視点から―/対人相互交流がメンタライジング能力の向上及びアタッチメントスタイルの変容に及ぼす影響―スクィグルを用いて/ある青年期難病患者の疾病受容をめぐる心理的プロセスの変遷と就労

修了後の就職先

スクールカウンセラー、教育委員会などの教育領域、精神科病院、神経科クリニックなどの医療領域、発達支援センターなどの福祉領域、少年鑑別所などの司法・犯罪領域など、多彩な現場で活躍。

同大学調べ（2020年3月まで）