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田園調布学園大学大学院

人間学研究科

子ども人間学専攻

子ども人間学

新たな思想を背景とする保育・教育実践について深く考察する

家族社会学

地域社会の現状や変化を把握し、課題解決の具体的な方法を模索

保育学

多様な出会いがある豊かな生活、遊びをデザインする手法を探究

子ども思想史

子どもとは、遊びとは何か。実践の根底に、確固たる理論を構築する

子どもとアート

遊びの根源である創造的活動に着目し、“人間”への理解を深めていく

「子どもを人間としてみる」新たな保育観を基盤とする修士課程

共働き世帯の増加により、待機児童問題が深刻化する日本。さらには社会の価値観の変化も加わり、子どもへの保育や教育のあり方に関する問題はますます多様化・複雑化している。このような社会的需要に応えるため、田園調布学園大学が、修士課程である「人間学研究科子ども人間学専攻」を新たに開設する。同大学の子ども未来学部がこれまでに築き上げてきた教育研究成果を発展させ、「子どもを人間としてみる」という新たな保育観を基盤とした実践的なカリキュラムを構築。学生一人ひとりが解決すべき問題を発見し適切かつ柔軟な対応ができるよう、保育や子育て支援の多様なニーズに貢献できる高度な実践家、“省察ができる真の実践家”を養成する

「子ども人間学」を探究。保育の“省察的実践家”の養成を目指す

保育園や幼稚園、児童養護施設などの現場は、保育のあり方をはじめ、保護者からの相談、園内コミュニケーションなど多岐にわたる問題を抱えている。こうした諸問題に対処できる力が身につけられるよう、同専攻では日々の実践の中における課題を多面的な視点から深く考察。改善点を見極めて実践に移す“省察力”を磨いていく。また、「子どもを子どもとしてみる」という従来の保育観ではなく、「子どもを人間としてみる」という新しい視点に立つ「子ども人間学」をカリキュラムの基盤に採用。哲学や文学、政治、芸術、自然を“子ども”という存在に結びつけて“子どもとは何か”を学び、これまでにはない発想から課題に取り組む力も身につけていく

平日夜間・土曜開講。社会人でも無理なく研究に没頭できる環境

同専攻の講義は、平日は18:20から、土曜日は9:00からスタートする。職業を有しながら高度な教育が受けられるため、大学院で学んだことを昼間現場で実践し、夜に課題点の分析、改善点の議論を行うことも可能だ。また、1年次から基礎科目等と並行して実施される「研究指導」では、自分自身が興味関心を抱いている研究テーマに取り組むこともできるため、日々の実践のなかでデータを収集・分析し、現実に直面している“課題”を解決することも可能だ。「保育・教育現場を改善していきたい」「子どもの成長のために自分を成長させたい」と強く願う保育従事者や社会人にとって、同専攻への入学は大きな飛躍を遂げるための第一歩となるに違いない

●開講科目一例

人間学総論/人間学概論I(哲学と人間)/人間学概論II(文学と人間)/人間学概論III(政治と人間)/人間学概論IV(芸術と人間)/人間学概論V(自然と人間)/人間学研究法/学び学特論/保育学特論/教育的ケアリング特論/子ども思想史特論/保育実践研究/保育者特論/子ども・子育て支援実践研究/児童家庭福祉特論/家族社会学特論/子ども政策特論/教育学特殊研究/子どもとアート論/子どもとことば論/子ども環境学特論/発達心理学特論/保育・教育課程研究/権利擁護特論/障害児・者福祉特論(インクルーシブ論を含む)/地域福祉特論/生活環境学特論/精神医学特論/臨床心理学特論

入学者数

令和２年度：５名　令和３年度：５名　令和４年度：２名

同学調べ（2022年5月1日現在）