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広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻

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目次

Peltokorpi,Vesa
:人的資源管理、組織的行動
教員一覧

【インタビュー】人気教員は社会人をどのように指導しているのか?

専門分野:人的資源管理、組織的行動ペルトコルピ,ベサPeltokorpi,Vesa教授

広島大学大学院
社会科学研究科

経営や人事に関する多様なケーススタディと理論を学び、問題解決能力を高める

担当科目
人的資源管理、組織的行動
経歴
<学位>国際経済学 (BA, USA)、国際政治経済 (MA, Australia)、国際的経営 (PhD, Finland)<経歴>HEC経営大学院、北陸先端科学技術大学院大学、ウーロンゴン大学、広島大学
著作物・論文
■Allen, D. G., Peltokorpi, V., & Rubenstein, A. L. (2016). When “embedded” means “stuck”: Moderating effects of job embeddedness in adverse work environments. Journal of Applied Psychology, 101(12): 1670-1686.  ■Peltokorpi, V., Allen, D. G., & Froese, F. (2015). Organizational embeddedness, turnover intentions, and voluntary turnover: The moderating effects of employee demographic characteristics and value orientations. Journal of Organizational Behavior, 36(2): 292-312.
これまでどのような学生を指導してこられたのですか?
私はアメリカ、オーストラリア、フィンランドで学び、フランス、日本、オーストラリアと世界で多くの学生を指導してきました。教える内容は経営学、国際経営人事、組織心理学などですが、その国の教育システムに合わせたアプローチをいつも心がけています。
社会人としてMBAや修士を目指す人のモチベーションは、昇進や昇給、やりたいことに向けたスキルアップ、なりたい将来のためのキャリアマネジメントなど実に多様です。教員の役割はそれぞれの目標に向けたコーディネーションです。私がこれまでに世界で指導した学生は、コンサルティングや金融の分野、あるいは中国やオランダの教育機関で活躍しています。
広島大学には2019年4月に着任したばかりなので、日本と広島の地域特性に根ざした指導をしていきたいと思っています。■これまで指導した社会人学生の研究テーマナレッジマネジメント(知識管理、知識創造)/国際経営/人的資源管理/組織行動論(ストレスや転職率について) 等
ゼミや研究室ではどのような教育をされていますか?
これまでに世界で行ってきたように、多くのケーススタディに触れて、そこから学ぶ方法を取り入れています。経営や人事に関する問題にどう対処すればいいのか、白や黒で割り切れないグレイの部分もあれば、失敗しなければ得られない教訓もあります。そうした知恵をケーススタディから学びます。
一方で理論も大切です。理論は1日でできたものではなく、長い時間をかけて築き上げられてきた人類の英知です。困ったときはそのツールボックスを開ければ、きっと解決策が見つかります。実は私も学生のころ理論を学ぶことが好きではありませんでしたが、後でとても大事であることに気づきました。
授業ではビデオを使って企業の実例紹介もします。最近ではアメリカの大手IT企業の人事経営システムについて取り上げました。ほかにもケーススタディとして日本企業のワークライフバランスへの取り組み、フィンランド企業の女性の活躍事例など、いろいろな問題や姿勢を見ていきます。
海外にいたときは他大学の教員や企業の経営者など、ゲストスピーカーもよく呼んでいましたが、そうしたグローバルな人脈も活用できないかと考えています。
どんな経験や関心を持つ学生に進学してほしいですか?
多様な方に来てほしいと思います。フランスにいたとき30カ国出身の40人の学生を教えたことがありますが、会話がとても面白かったことを覚えています。経験、意見、問題、立場、レベルなどが違えば違うほど議論も深まり、そこから多くのことを学べます。
例えば、マネージャークラスの人は一般社員のことが分からなかったり、男性は育児をしながら働く女性のタイムマネジメントについて理解が及ばなかったりします。そうした立場の違いを理解していくことが、経営学や組織心理学には欠かせません。
受け身ではなくアクティブラーニングも意識してみてください。授業は基本的に日本語で行いますが、新しい専門的な概念は英語で説明することもあります。それを積極的に知ろうとする意欲を大切にしてください。

教員一覧

  • 加藤 厚海教授●担当科目:アントレプレナーシップ、経営管理論

    研究業績/「大連の開発区における日系電機メーカーのサプライヤー・システム」村松潤一編著『中国における日系企業の経営』31-52頁2012年、『需要変動と産業集積の力学-仲間型取引ネットワークの研究-』白桃書房2009年 等

  • 陳 俊甫准教授●担当科目:サービス経営論、市場戦略論

    研究業績/Can inter-organizational imitation explain in IPO firms' selection of underwriters,Journal of Business Economics, Vol.289 No.11, 2015 (in Chinese); Proposal of a new mutual-aid service to support resilient society,In M. Mochimaru et al. (eds), Serviceology for Services.Springer,2014; 「サービスのグローバル展開に関する一考察」『研究技術計画』第27巻1・2号,2012年 等

  • 林 幸一教授●担当科目:所得・法人税法、税法ケーススタディ

    研究業績/「譲渡所得と期間税-損益通算否認判決を題材に-」『税研』197号29-33頁2018年、「PE認定における「準備的又は補助的な性格の活動」の意義」『税理』61巻1号198-203頁2017年、「債務免除における認定課税と源泉課税」『税理』60巻2号78-83頁2017年、「EU付加価値税におけるマージン課税制度」『税経通信』71巻5号141-147頁2017年、「入会地の固定資産税」『マネジメント研究』17号73-78頁2017年 等

  • 相馬 敏彦准教授●担当科目:社会心理学、社会行動データ解析

    研究業績/「回避志向性が従業員の革新的行動に及ぼす影響:チーム単位評価による調整効果の検討」『産業・組織心理学研究』第29巻 2016年、「ワンランク上のブランド・コミットメントはどう形成されるのか?;顧客の潜在ランクへの分類と拡張版投資モデルのブランドへの適用」『マーケティングジャーナル』第35巻 2016年、『現代社会と応用心理学2 クローズアップ恋愛』福村出版(大坊郁夫・谷口泰富編)2013年 等

  • 松嶋 健准教授●担当科目:比較文化論、コミュニケーション原論

    研究業績/『プシコ ナウティカ―イタリア精神医療の人類学』世界思想社 2014年、『世界の手触り―フィールド哲学入門』ナカニシヤ出版(佐藤知久他編)129-148頁2015年、「〈agio〉のある環境―イタリアの精神医療における〈生態学的転回〉について」『こころと文化』第13巻第1号27-36頁2014年、『身体化の人類学―認知・記憶・言語・他者』世界思想社(菅原和孝編)352-374頁2013年 等

問合せ先082-542-6962(広島大学東千田地区支援室)ホームページはこちら