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上智大学大学院

 総合人間科学研究科

（博士前期課程/博士後期課程）教育学専攻/心理学専攻/社会学専攻/社会福祉学専攻/看護学専攻（※看護学専攻は修士のみ）

教育学

教育哲学、外国教育史、日本教育史、学校教育学など

心理学

基礎・実験系心理学、社会・発達系心理学、臨床心理学など

社会学

社会学理論と社会調査・データ収集分析の方法など

社会福祉学

福祉政策・運営管理、福祉臨床など

看護学

看護の専門領域、ケアリング、ヘルスケア哲学、国際比較文化論など

「尊厳」を見つめ、社会に尽くす

人間の尊厳を基盤とし、科学の知、臨床の知、政策・運営の知にかかわる学際的教育・研究を行い、理論と実践・臨床を両輪として社会に貢献しうる人材を育成する。一人ひとりの人間を大切にする精神および人間の尊厳を尊重する姿勢を持ち、理想的な社会の実現やさまざまな分野での人間支援を目指して、実践・臨床の場で活躍できる高度専門職業人、およびこれらの場を視野に入れた研究者となりうる人材を幅広く受け入れている。上記の条件を満たす者であれば、同学・他の日本の大学・外国の大学の学部卒業生を区別なく受け入れるだけでなく、専攻の特色に応じて、既に専門職業人となっている人々にも再教育の機会を適宜提供する。

5つの専攻から人間支援のスペシャリストを育む

同研究科では5つの専攻を設置している。教育学専攻では理論と実践の両面にわたって研究を行い、国際化時代に求められる現実科学としての教育学を究めることを目的としている。心理学専攻では、サイエンスとヒューマニズムを統合して、人類の福祉に寄与する高度の専門家を養成する。社会学専攻では、社会問題の根源的なメカニズムを理解し、冷静な分析力と機敏な対応力を兼ね備えた人材を養成する。社会福祉学専攻では、従来の狭義の社会福祉を超えて、広く新しい福祉社会の構築に寄与できる人材を養成する。看護学専攻では、特色ある研究分野と看護の教育・研究・臨床から得た知見を地域・国際社会に還元し、社会に貢献できる人材を養成する。

各専攻のニーズに合った制度・環境

教育学専攻では、各専任教員が担当する「講義」や「演習」科目に加え、それぞれの領域に関連する内容を扱う「特殊講義」も開講し、専門性を有する学外の講師を招いて授業を行っている。どの科目も少人数制であり、きめ細かな指導が行われる。心理学専攻の臨床心理学コースは、（公財）日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院となっている。また、大学附属の施設「上智大学臨床心理相談室」にて大学院生の訓練が行われる。社会福祉専攻や看護学選考では、職業に就いている学生が職業と研究とを両立することができるよう、2年間の学費で3年間在籍し研究できる長期履修制度が導入されている。

主な授業科目一覧

教育方法学講義/障害者福祉学/教育哲学講義/社会心理学特殊研究/コミュニティ心理学特殊研究/ソーシャルケースワーク研究/日本教育史特殊講義/心理学基礎実習/国際教育学講義/権利擁護関係法制論/論文演習/臨床心理査定演習/臨床心理学特論/グループ・アプローチ特論/歴史社会学特講/臨床心理基礎実習/臨床心理実習/宗教社会学特講/当事者福祉研究/発達心理学特殊研究/精神科ソーシャルワーク研究/学校教育学講義/論文指導演習/国際教育開発学特殊講義/心理測定学特殊研究/教育社会学講義/社会学方法論/生涯教育学講義/心理統計法特論/日本教育史講義/臨床心理面接特論/ライフコース研究/国際教育開発学講義/精神医学特殊研究 等

在学生数

教育学：博士前期課程 17名/博士後期課程 15名
心理学：博士前期課程 33名/博士後期課程 13名
社会学：博士前期課程 14名/博士後期課程 2名
社会福祉学：博士前期課程 6名/博士後期課程 2名
看護学：博士前期課程 6名

同学調べ（2023年5月1日現在）