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関西大学大学院

心理学研究科

心理学専攻、心理臨床学専攻

心理学全般

認知、社会、発達、健康、計量心理学をもとにした包括的な教育

研究力・問題解決力

研究能力を有し、現場の問題解決に貢献できる人材の育成をめざす教育

幅広い研究視点

副指導教員、副指導セミナーなどによる幅広い研究視点

臨床心理学

公認心理師受験資格および心理臨床の実務能力を培う教育

高水準教育

きめ細かい指導による高度な研究能力・専門知識・技能

「こころ」についての総合的教育・研究拠点

心理学研究科では、文学研究科総合人文学専攻心理学専修及び社会学研究科社会心理学専攻を母体として、2008年に博士課程前期課程に認知・発達心理学専攻及び社会心理学専攻、後期課程に心理学専攻が、2009年には専門職学位課程である心理臨床学専攻が開設された。2016年には博士課程前期課程の2専攻を心理学専攻1専攻5領域（認知・生理心理学、社会・産業心理学、発達・教育心理学、健康・人格心理学、計量・方法心理学）に再編し、2020年に臨床心理専門職大学院の募集を停止し、公認心理師の受験資格が取得できる心理臨床学専攻を開設した。同研究科では、心理学を学際的に研究し、「こころ」についての総合的教育・研究拠点をめざしている。

心理学専攻

各自の研究を展開しやすい演習型教育を中心に、5領域の特殊講義を配置することで最先端の研究に触れる機会を導入している。また「現代心理学の学際的問題」では、心理学専攻の5領域を軸に置きつつ、最先端の心理学研究を知ることで、自身の研究テーマの深化と研究力の養成をめざす。各領域に共通するリサーチスキル科目をとおして、5領域間あるいはほかの学問分野と連携できる研究能力の養成に力を入れている。研究者養成の第一段階を達成するとともに、心理学の知見や方法を用いて地域社会・家庭・学校教育・企業組織・公的サービスなどの現場の問題解決に貢献できる人材の育成をめざす。

心理臨床学専攻

公認心理師の受験資格に必要な科目に加えて、心理臨床の実務能力の育成に関わる、心理的アセスメントや心理面接、地域支援などの技能別科目及び職業倫理観、各領域の行政・法的知識などを培うための科目を配置している。また実務を科学的根拠に基づいて実践できるように、さらに将来、臨床心理学やその周辺領域の研究職につく可能性も想定し、臨床心理学研究法や修士論文作成を通じて、リサーチスキルの育成に配慮した科目を開設している。同専攻では、心理臨床の実践能力と研究・開発のための能力の育成に関わる科目をバランスよく配置し、実務と研究の架橋に配慮した専門教育を行っている。

授業科目一覧

「心理学専攻」認知・生理心理学特殊講義／社会・産業心理学特殊講義／発達・教育心理学特殊講義／健康・人格心理学特殊講義／現代心理学の学際的問題／英語論文の書き方／心理学論文の読み方と書き方／心理学セミナー／上級心理学実習／副指導セミナー
「心理臨床学専攻」心理臨床学演習／臨床心理学研究法／臨床心理学データ解析演習／英語論文講読演習／コミュニケーションと自他理解／ダイバーシティと共同創造／保健医療分野に関する理論と支援の展開／心理支援に関する理論と実践／心理実践実習／パーソン・センタードセラピー演習／心理アセスメント演習／心理臨床学と関連倫理

入学者数

＜前期課程＞心理学専攻:6名、心理臨床学専攻:14名
＜後期課程＞心理学専攻:3名

（2023年4月入学）