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日本大学大学院

総合基礎科学研究科

地球情報数理科学専攻・相関理化学専攻

地球環境学

地球各圏の相互関係及び地球を構成する物質の研究

情報科学

情報科学の基礎的側面の研究

基礎数理学

数学の基礎的側面（代数，幾何，解析）の研究

物理・化・生命科学

物理学・化学・生命科学の基礎と応用に関する理論的・実験的研究

「文と理の融合を」目指し、総合的な研究を行う

同大学は、明治22年10月、日本法律学校として創立された。同大学院の基礎となる学部である文理学部は、昭和33年に理系の学科を設置したことで、文学部から改称して現在に至る。現在、人文科学、社会科学、自然科学の諸分野にわたる18学科があり、「文と理の融合を」目指した教育理念を掲げた学部で、諸学科の協力によって総合的な研究を進めることができる特徴を持っている。その中で、自然科学分野の理系学科（地球システム科学科、数学科、応用数学科(現：情報科学科)、物理学科、応用物理学科(現：改組により、物理生命システム科学科)、化学科）を基礎学科とする大学院として、平成9年に設置されたのが、同研究科だ。

専門・関連分野を理解し、深い学識と優れた思考力を持つ人材育成

同研究科は、地球情報数理科学専攻と相関理化学専攻の2専攻から構成され、多彩な境界領域で接する両専攻が横断的に結ばれているところに特色があり、それぞれの学問領域を融合させた総合的な教育・研究を通じて、特色ある人材の育成を目指している。博士前期課程において、地球情報数理科学専攻では、地球環境部門、基礎数理部門、情報科学部門を主な研究部門とし、これら3部門の複合化を目指す。相関理化学専攻では、ミクロ系からマクロ系にいたる幅広い物質系の構造・相互作用・反応・機能に関する基礎と応用に関する理論的・実験的研究と教育を行っている。

専門知識や広い科学的学識の修得を目指す

【地球情報数理科学専攻】同専攻では、広い科学的学識及び専門知識を備えた教養人を育成するため、地球環境部門、情報科学部門、基礎数理部門の3部門を設置し、気水圏環境科学、地質科学、火山・地震学、環境情報、数理モデル、計算機数学、代数学、幾何学、解析学及びこれらの応用学問領域に重点を置いたカリキュラムを編成している。【相関理化学専攻】同専攻では、物性科学部門、分子機能科学部門、光・電子科学部門、数物科学部門の4部門を設置し、物理学、化学、生物学の基礎科学とその応用学問領域に重点を置いたカリキュラムを編成している。

開講科目一覧

地球情報数理科学特論/地球物理学特論/地球生物学特論 /環境情報特論 /地質科学特論/地球物質科学/地球化学特論/水圏科学特論/気圏科学特論/コンピュータ科学特論/ソフトウェア科学特論/数理情報科学特論/代数学特論/幾何学特論/解析学特論/確率統計特論/数学教育学特論/数学特別講義/現代数学概論/相関理化学特論/相対性理論特論 /統計物理学特論 /原子核・プラズマ特論 /凝縮系物理学特論 /固体スペクトロスコピー /複雑系科学特論 /生物分子モーター科学特論 /物性物理学特論 /量子力学特論 /超伝導科学特論 /生物エネルギー科学特論 /ナノサイエンス特論 /錯体化学特論 /生命情報学特論 /光化学反応特論 /物性化学特論 /分子物性特論　等

在学生数

博士前期課程
１年次：54名，２年次：65名　計119名
博士後期課程
１年次：1名，２年次：3名，３年次：3名　計7名

同学調べ（2023年5月在学生）