あなたにあった予備校選びのポイント

いまや社会人受験生向けの入試対策講座は充実している。効果的に学ぶためには予備校・講座選びも大切。
金額面だけでなく、総合的にみて自分にあった予備校で学ぼう。

まずは自己分析からはじめること

予備校探しをする前に、いま一度、受験の目的が明確かどうか確認しよう。予備校では受験相談に応じてくれるとはいえ、そもそも何をめざして大学・大学院へ行くのかが決まっていなければアドバイスすることもできない。専門知識を仕事に活かしたい、資格を取得したい、学歴をアップしたいなど、どんな目的をもち、どういった分野の学習がしたいのかを考えておこう。そのうえで志望校選びに悩んだら、予備校に足を運んでみるとよいだろう。ある程度、志望校が絞れているのなら、予備校を活用してどんな点を補いたいのかを自己分析をしておくとよい。

ガイダンスなどに参加して情報収集を

学ぶ目的がハッキリし、予備校を活用したいと思ったら、次は情報集め。予備校ごとにコース内容や指導法に特色があるので資料請求をして複数の情報を集めることが大切だ。もし通学での受講も検討しているのなら、実際に足を運んでみるとよい。行ってみれば学校の雰囲気がわかるし、どんな資料が揃っているのかなど得られる情報も多い。なかには授業見学をさせてくれる学校もある。各校では入学ガイダンス、説明会、個別相談会などを実施しているので参加してみよう。なお、予備校を利用するか検討中の人も、参加してみることをおすすめする。

情報を比較検討して選択する

情報が集まったら、いよいよ比較検討。予備校選びで大切なことは、自分が勉強したいことを指導してもらえるかどうか。次に、指導の方法、サポート体制、受講料などがポイントとなる。通学を考えるなら、授業時間、アクセスなど通える環境かどうかも大切だ。そのほか、過去問題を揃えているか、研究計画書の実例などを見ることができるかなど、講義以外の部分もチェックして判断するようにしよう。なお、講座選びに悩んだら学校に相談してみること。志望先や研究テーマに応じて、どんな対策をするとよいかアドバイスをしてもらえたりもする。

▼ コース選びではココをチェック! ▼

  • 学習内容・開講形態
    内容が自分の目的やレベルにあっているかどうかは必ず確認すること。通学講座では受講時間・曜日・開講場所もチェックすること。
  • 講師
    その学問分野に対応した専門の講師が教えているかどうかで指導内容の質は変わってくる。
    講師の経歴、教え方もチェックしておこう。
  • 受講料
    受講料は額面だけでなく、費用に含まれるものを確認しよう。受講料の支払い方法も一括、月謝制などがあるので調べておくこと。
  • サポート制度
    補講制度や学習相談などフォロー制度があるかも確認。
    また、合格体験記などを閲覧できるかなどもできたら調べておこう。

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