予備校を活用するメリット

進学先に悩む人の相談にも乗ってくれる

予備校には、効率的に学習を進められる良さだけでなく、受験相談ができるメリットもある。
学問分野が学際的となり、学びの選択肢が増えている中で、進学先に悩む人は多いもの。そこで、目的や状況を聞きながら、豊富な情報をもとに進学先のアドバイスもしてくれるのだ。実際、予備校に相談したことで、大学院は敷居が高くて無理だとあきらめていた人が進学を決意したり、自分にあった学系が別にあることを知って目標を変更したりする人も多いようだ。大学・大学院に興味はあるけれど、進学できるか悩んでいる人は、まず予備校に足を運んでみるとよいだろう。

学習の不安や悩みを解消することができる

学習を始めると自分のレベルがどの位置にあるのかわからず不安になったり、学習法について悩んだりするものだ。現役の学生なら先輩や友達、教員に相談ができるが、社会人だと難しいのが現実。その点、予備校を活用すれば専門家に相談、アドバイスを受けることができる。
また、仕事を続けながら受験対策をする社会人の場合、モチベーションを維持し、コンスタントに学習を続けるのが難しいときもある。その点でも予備校が役立つ。
このほか、同じ目標をもつ仲間がいることも励みとなる。

客観性をもった研究計画書、志望理由書が作成できる

研究計画書や志望理由書の作成は、自分で作成できそうに思えるが、実は落とし穴が多い。
まず、テーマ設定。例えば、研究計画書では現場で感じた問題点をアカデミックな分野へとつなげる作業が必要となるが、現場の視点に偏りすぎたものを設定する人が少なくないのだ。
このほかにも、何十年も前にはやった学説を取り上げて失敗する例もあったりする。
研究計画書や志望理由書の作成には第三者のチェックが欠かせない。完成度を高めるためにも予備校はツカえる場所なのだ。

受験に関するさまざまな情報を入手できる

予備校を活用するメリットは受験指導の面だけではない。予備校は情報収集・提供機関としての役割も担っており、志望先ごとの過去問題や入試要項から、研究計画書のサンプル、合格体験談といった貴重な情報まで入手することができるのだ。
大学編入や大学院入試の情報は、大学入試に比べてまだまだ情報が少ないのが現状。それだけに、これらの入試は、情報戦とも言われているほど、学力に加えて情報が合否をわけるポイントにもなっている。
インターネットで情報が調べやすくなっているとはいえ、内容によっては外部の人間では得られない情報は意外と多いもの。予備校を活用して知識を増やしておけば、それだけでライバルに差をつけることもできるのだ。

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