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作新学院大学大学院

心理学研究科

臨床心理学専攻

臨床心理学

学校臨床、障害児臨床、カウンセリング技法などを幅広く学ぶ。

認知心理学

心の動きに伴う行動、認知、感情などについて深く研究する。

心理療法

臨床心理士が身につけておくべき、さまざまな心理療法を学習。

生理心理学

人の生理学的な活動と、心理学的な現象との関連をひもとく。

精神医学

各種精神疾患に関する診断、治療、研究などについて学ぶ。

ニーズの高いカウンセリングの専門知識を身につけた人材を養成

近年、教育現場では課題を抱える児童生徒への対応と予防のために、スクールカウンセリングが積極的に導入され、生徒指導などの場面でもカウンセリングマインドを持った教員へのニーズが高まっている。さらに、軽度発達障害児などの特別な教育的支援を必要とする児童生徒への理解や指導方法を身につけた教員の養成も求められている。同専攻は、こうした社会的要請に応え、臨床心理学系の高度専門的職業人、心の問題に対処し得る人材の養成を目指して、2006年に開設。栃木県内では数少ない臨床心理学を本格的に学べる大学院で、臨床心理士養成大学院第１種指定校の認定を受けている。また、2018年度より「公認心理師」を養成する課程を設けている。

心の問題の専門家の育成。公認心理師・臨床心理士両資格取得可

国家資格である「公認心理師」取得が目指せる栃木県で唯一の大学院である。また「臨床心理士」を養成する大学院として認可を受けており、スクールカウンセラーや発達障害児療育スタッフなど、多彩な進路が目指せる。いじめや不登校、発達障害、虐待など、子どもたちのこころの問題、職場ストレスや就労問題、育児不安、家族の問題、精神的な疾病といった大人の心理的問題、災害や犯罪等に際しての被災者や被害者へのケア、犯罪に関する裁判と矯正など、多くの領域でこころの専門家が求められている。また、同学では「作新こころの相談クリニック」を開設しており、実際のカウンセリングに立ち会い、実習ができるのも大きなメリットとなっている。

社会人にも学びやすい長期履修制度やシニア学生学費割引制度

同研究科では、大学新卒者だけでなく、社会人にも広く門戸を開くため、学びやすい学習システムを整備している。「長期履修制度」は、通常の在学年数（2年以上4年以内）を3年以上5年以内に延長できる制度。通常よりも長い期間をかけて学習することが可能となり、仕事との両立でも学びやすい。この場合の学費についても、通常の2年間で卒業する学生が納付する総額とほぼ同じ額で長期間の在学ができる、単位従量制をとっている。また、入学時に55歳以上の人を対象に、学生納付金（授業料や施設費など）が5割免除される「シニア学生学費割引制度」も導入し、幅広い世代の「学ぶ意欲」に応える体制を整えている。

開講科目の一例

●臨床心理学特論　●臨床心理面接特論　●臨床心理査定演習　●臨床心理基礎実習　●臨床心理実習　●研究演習　●心理学研究法特論　●心理統計法特論　●臨床心理学研究法特論　●認知心理学特論　●生理心理学特論　●学習心理学特論　●発達心理学特論　●社会心理学特論　●人間関係学特論　●家族心理学特論　●犯罪心理学特論　●障害児・者心理学特論　●健康心理学特論　●精神医学特論　●神経生理学特論　●投映法特論　●心理療法特論　●学校臨床心理学特論

在学生の内訳

修士課程28名（内、男性12名・女性16名）。約30％が社会人からの受験。長期履修制度やシニア学生学費割引制度を導入するなど、積極的に社会人を受け入れている。

同学調べ（2022年度在学生）