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在校生・修了生インタビュー
名古屋学院大学大学院
経済経営研究科
経済学専攻・経営政策専攻

  • 経済・経営・商学
  • 愛知県
  • 大学院
専門性を高めるため
信頼に値する税理士になるため法律学の視点から税法への理解を深めたいと考えました

杉浦 吉隆さん(41歳)

大学卒業後、学習塾の講師を経て税理士事務所に入所。2019年、税理士資格の取得と税法に関する高度な知識の修得を目指して本研究科に入学。2021年修了。

この大学院を選んだ理由は?

税理士資格を目指すようになった頃から、試験対策の枠を超えた税法の条文解釈に関する深い知識を養いたいと思っていました。それが中小企業経営者のニーズに対応し、税務における誤解やトラブルの回避に繋がると考えたからです。働きながら大学院で学ぶということは容易ではないと感じていましたが、本研究科は平日夜間と土曜日に授業が受けられるなど、社会人が学びやすい環境があり、そして何より、私が望む「税法研究」に直結するカリキュラムが設けられていることを知り入学を決意しました。

この大学院の魅力は?

高い専門性を持った指導教官がいらっしゃることです。実務家でありながら税法の最前線で研究されている方が多く、先端的な知見に触れながら生きた学習ができたと実感していますし、法律学という視点から税法を学ぶことができたことは生涯にわたる財産になりました。また、年齢や経歴はさまざまですが、同じ目標を持つ院生同士の結びつきが強く、幅広い人間関係を築くこともできました。これからも研鑽を積み、本研究科で培った税法、経営の知識を武器にできる税理士になりたいと思っています。

私のオススメ科目

企業法務研究

具体的な事例に基づいて企業法務の規定を学ぶ科目。企業活動上の争い(労働トラブルなど)について判例を中心に研究するのですが、税理士志望の学生が多かったため税理士に身近なテーマを取り上げてくださいました。

民法事例研究

判例集の中から学生が選択・発表したテーマについて議論を交わす科目です。発表者に指名されると資料集めから始めることになり大変ですが、論文執筆をする上で必要なスキルを得ることができたと感じています。

税法系演習

私が税法研究にのめり込むきっかけになった1年次のゼミ。税法の基本事項と判例研究が中心なのですが、この判例研究がとても面白く、提出するレポートも単なる「宿題」としてではなく「研究」として取り組みました。

お金のやりくり法

学費は貯えから支出。大きな買い物は控えましたが、特別なやりくりはしていません。ただ、判例や論文の閲覧などに大学院図書室、公共図書館を活用したことで、書籍代については多少の節約にはなったと思います。

ある一週間のスケジュール

月曜日9:00~17:00は税理士事務所で通常業務。終業後、大学院に向かい、18:15~21:15の授業(2コマ、90分×2)に出席します。決算期など仕事が忙しくなると18:15に間に合うかどうかが大命題(笑)になりました。
火・水・金曜日通常勤務。授業のない平日の3日間は、帰宅後、食事を済ませた20:00~23:00が勉強時間。1年次は判例評釈(判例研究とも呼ばれています)、2年次は修士論文の執筆が中心となりました。
木曜日通常勤務の後、18:15から税法系演習(ゼミ)に出席します。学生2名という超少人数ゼミだったため、毎回、自分でリサーチ・考察した内容を発表しなければならず、通常の授業より緊張していました。
土曜日9:30~12:40、13:35~16:45の間に4コマの授業(1年次)。授業が終わると大学院の仲間たちと食事に行くことも……。税理士事務所勤務で税理士志望という同じ境遇の方たちとの貴重な情報交換の場でした。
日曜日午前中に図書館で資料集めなどをすることもありますが、午後からは完全オフ。1週間分の気分転換になりました。
問合せ先052-678-4076(大学院事務室)ホームページはこちら
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