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在校生・修了生インタビュー
関西大学大学院
外国語教育学研究科
外国語教育学専攻

  • 文・語学・宗教・歴史
  • 大阪府
  • 大学院
専門性を高めるため
英語教育をはじめ学校現場でアクティブラーニングを推進し、子どもたちの成長を支える

丹澤 直己さん(56歳)

教育委員として公立校の英語教育に携わる。より専門的な知識を身につけるため関西大学大学院外国語教育学研究科に進学。現在はアサンプション国際幼稚園・小学校・中学校高等学校の校長に就任。

入学の動機

教育委員として公立校の英語教育を推進する中で、英語の指導法を理論的に知る必要性を感じるようになりました。外国語教育学研究科があることや、教育委員会でも関わりのあった竹内理教授に指導を受けたいという思いから、関西大学大学院へ進学。小学校で行う創作英語劇について研究し、教材となる紙芝居作成にも取り組みました。疑問点を自ら深く調べることを重視する竹内先生の指導により、独自の思考を育てる力が身につきました。教育についての幅広い学びは、現在の仕事につながっています。

研究と仕事との関係

英語劇の実践のためにアクティブラーニングの研究に力を入れました。その指導法を生かし、「課題解決型学習」のカリキュラムを構築。子どもたち主体で行う英語劇の創作は、数年間の積み重ねをかけて定着し、今では子どもたちの成長を実感できるまでになりました。大学院で、指導教員や研究室の仲間たちと関わりあい協力しながら研究を進めた経験は、人とふれあいながら成長できる学習環境づくりや、アクティブラーニングを教育現場で実践する際にも大きく生かされています。

私のオススメ科目

外国語教育メディア論

ICTやメディアを英語教育の中に取り入れて、効果的に利用する方法について、実証的データをもとに理論的に学ぶことができます。学ぶ側と教える側のどちらにとっても重要な講義だと思います。

小学校英語教育論

コミュニケーションを重視した外国語学習法や、教育内容をパートに分けて指導する方法を学び、研究テーマであるモジュール授業へと結びつけました。英語劇の教材作成にあたって、なくてはならない講義でした。

文化コミュニケーション研究

国籍や文化的背景など、さまざまな人々とのコミュニケーションを考えるワークショップ形式の授業です。自分たちで率先して授業を進め、楽しみながら学びました。教員をめざす人には、ぜひ受講してほしいです。

お金のやりくり法

履修期間をあえて2年間と定めることで、それ以降の学費を節約できたと思います。また、所定の成績を修めることで学費が半額免除される奨学金制度なども利用しました。

ある一日のスケジュール

16:00 頃仕事を終え、大学院へ向かいます。
16:30大学院の研究室に到着。指導教員と面談したり、図書館で調べ物をしたりして、自身の研究を進めます。
20:00 頃講義を2講座ほど受講します。遅い時間でも開講している講義があり、仕事の後でも受講することができます。
21:00 頃まで研究室でゼミの仲間たちと授業を振り返るなど、コミュニケーションを取りながら研究について考えを深めます。その後、みんなで食事に行くことも。
22:30 頃帰宅。自宅から近いことも進学の決め手だったので、仕事と学習を両立しやすい環境でした。
1:00 頃まで帰宅後も研究や論文作成を進めます。2年目の後半は明け方まで論文制作などに没頭することもあり、集中して研究することができました。
問合せ先06-6368-1121(代表)ホームページはこちら
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