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科目一覧
東京福祉大学大学院
社会福祉学研究科
児童学専攻修士課程 通信教育課程

授業科目一覧

社会福祉学研究科児童学専攻では、「保育児童学」「保健・医療児童学」「特別ニーズ児童学」の3研究分野を設定。保健・環境・心理・発達・児童福祉といった児童関係諸科学についても深く探究できる。身につけた知識は、幼児教育や特別支援教育の現場、保育、病児・病後児保育や子育て支援の現場、児童福祉関連施設や行政の現場などで、幅広く活かすことができる。

児童学専攻修士課程 〔必修科目〕

児童学研究基礎論(2単位)

「全体としての子ども」の理念のもとに、保育、教育、心理、保健・医療、福祉の諸領域を包括した複合科学としての児童学について理解を深めるとともに、いろいろなアプローチがあることを理解し、プレゼンテーション力を養う。

教育学特論(2単位)

「子どもと教育」というテーマで、欧米および日本の教育史を振り返り、「子ども」の捉え方を考察し、「子ども」の見方の深化を図る。

保育児童学調査研究法(2単位)

課題研究に必要な調査研究、実践研究などの研究法の概括や、統計的知識などを修得する。

課題研究(4単位)

各自の研究課題に沿った文献、資料および調査、収集データを分析・考察し、研究指導教員の助言・指導を受けながら、修士論文を完成させる。

児童学専攻修士課程 〔選択科目〕

乳幼児保育学特論(2単位)

結論として、乳児及び低年齢幼児の保育に関する基礎的研究を概括し、現代における乳幼児保育の動向や問題点について考究する。各論として家庭保育、集団保育それぞれにおいて当面する、具体的課題を子どもの身体的・精神的発達、及び子ども・環境のそれぞれの視点から考察する。

幼児教育学特論(2単位)

幼児教育論の歴史的変遷を踏まえて、現代の子育て状況と集団保育の役割を考察する。幼児教育研究の最新の論文を取り上げ、幼児教育の社会的背景、保育観、実践方法、子どもの発達等の関連、実践研究の方法等について検討する。

幼児教育実践演習(2単位)

幼稚園、保育所等における実践に関する論文講読、および保育現場への参加観察等を通して、複雑な実践状況を的確に把握し、課題等を発見し、改善への方策を考える力を養う。具体的保育状況の展開課程分析、子どもと保育者との関係や内面の理解を演習形式で学ぶ。

保育内容研究特論(2単位)

わが国における保育内容の歴史的変遷、変遷過程における思想的、行政的問題点等について理解し、現在実施されている諸外国における保育方法、保育内容について学ぶ。幼児期の教育の特質について理解を深める。

表現文化実践特論(2単位)

美術的あるいは音楽的な表現文化について講義形式により、教育研究する。子どもの様々な美術的表現や音楽表現を、文献を調査することなどを通して、また院生相互のディスカッションなどを通して理解・考察する。

子育て支援特論(2単位)

就労と育児の両立支援の推進、相談支援体制の整備・充実、子育て支援情報の提供、子どもの健やかな発達を支える環境づくりなど、子育て支援の状況と今後のあり方について、現在の子どもをとりまく社会状況と関連させながら分析・研究する。

子育て支援演習(2単位)

院生各自が子育て支援の具体的なあり方についてテーマを設定し考究するとともに、具体的な子育て支援のあり方、相談支援のあり方について、演習を通して子育て支援に必要な実践的な能力を磨く。

発達心理学特論(2単位)

出生から死に至る人の一生を通した生涯発達心理学の視野のもとに、各ライフステージにおける発達課題を理解するとともにその対応について具体的に考察する。特に、生涯発達の初期である乳幼児期の発達とその支援について探究する。

家族福祉特論(2単位)

家族の構造、形態、機能について諸理論を講述するとともに、家族責任としての養育、扶養の課題や今後の方向、並びに社会的責任、公的責任としての新しい家族福祉の課題やあり方についても探究する。

小児保健特論(2単位)

出生前小児科学の知識を修得すると同時に、小児の発育・発達とその生活の支援、母乳哺育推進の意義、小児期の疾病ごとに感染症とその予防対策などについての理解を深め、現状の分析と今後のあり方について学ぶ。

病児保育学特論(2単位)

病院に入院したとき、子どもは一人で寂しい思いをしている。子どもには病気の治療やケアのほかに、看護師、保育士、臨床心理士などによるトータル・ケアや「遊び」等によって精神的な安らぎを与えることが必要とされる。今日では、病児保育は働く保護者のサポートのためばかりでなく、育児中の家庭支援へと分化してきており、その考え方を論究する。

学校保健特論(2単位)

学校保健の意義と目的をはじめ、学校保健の構造や内容等について、および保健教育の保健学習と保健指導について、また、保健管理においては主体管理、環境管理、生活管理を中心に、学校保健として不可欠な内容を取り上げ論究する。

小児医学特論(2単位)

病児・病後児保育事業では、看護師が「看護診断」をすると同様に、勤務する保育士にも「保育診断」をすることが求められている。そこで、本講では小児科領域の病気に関する知識を学ぶと同時に、病気に対応する実践力を身につけていく。

小児リスクマネジメント特論(2単位)

少子・高齢・人口減少社会において、福祉・介護の制度・政策も変革の時期を迎えている。児童福祉と幼児教育にまたがる「子ども・子育て支援新事業」をはじめ、障害者福祉、地域福祉の分野における小児リスクマネジメントの動向を学習する。

児童環境保健学特論(2単位)

現代の児童をとりまく自然環境・生活環境について、保健学的見地から講義する。また、環境の変化に伴う健康状態の変化と望ましい環境づくりについて論究する。

障害児保育演習(2単位)

健常児・障害児・軽度発達障害児・環境不適応児の特徴を踏まえて、保育所・幼稚園での保育活動の実践について探究する。

障害児保育特論(2単位)

障害児及び障害児をめぐる制度の理解、障害の特性の理解と、これに応じた支援方法をふまえた上で、共生社会のための共に育つ保育のあり方や保育実践について学び考えていく。

言語発達特論(2単位)

言語の障害までを視野に入れて、言語発達について学ぶ。また、言語発達の過程については、乳幼児の発達過程との関連を考慮しながら考察する。

カウンセリング特論(2単位)

発達障害や知的障害の子どもの行動特性と支援方法について理解する。これを踏まえて、気になる問題について理解し、支援方法について考えていく。

カウンセリング演習(2単位)

健常児・障害児・軽度発達障害児・環境不適応児の個別的な指導に関してさまざまな職種が担当している、言語面の指導、ソーシャルスキル指導、行動面の指導、感覚・運動面の指導、社会的自立の指導など各種の方法論について演習を通して学習する。

問合せ先03-3987-6602(池袋キャンパス)
0270-20-3673(伊勢崎キャンパス)ホームページはこちら
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