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在校生・修了生インタビュー
大阪商業大学大学院
地域政策学研究科
地域経済政策専攻(博士前期課程/博士後期課程)/経営革新専攻(修士課程)

  • 経済・経営・商学
  • 大阪府
  • 大学院
新しい可能性を見つけるため
「市民の小さな活動」から、まちづくりの新たな方向性を考えたい

松浦 康之さん(39歳)

大学卒業後、清掃管理会社に就職。母校の同大学で清掃業務を行っていたがコロナ禍で休学となり、自分の未来をゆっくりと考える時間ができ、地域について深く学びたい思いから、大学院に進学。

進学のきっかけとこの大学院を選んだ理由

大学生のころから、ボランティアで10年以上地域のまちづくりに市民として関わってきました。地域のさまざまな人々とお話をする中で、もっと自分に専門的な知識があれば、新しい取り組みができるのではないかと感じ、大学院への進学を決意しました。もともと大阪商業大学は私の母校で親しみがあったことや、自分が学びたい内容とぴったりな分野が展開されていること、1学年10人程度の少人数制のため、手厚いサポートと指導を受けられることに魅力を感じ、入学しました。

学んでいる内容について

「市民活動」に焦点を当てて、地域文化の発展について研究しています。例えば、行政はアートイベントなどを文化的な活動と捉えますが、地域の方が個人的に開いている手芸教室といったものは、あくまで市民の活動とだけ捉えて、あまり文化的なものとして扱っていません。しかし、そのような市民活動は、目立たなくとも地域文化を支える重要なファクターです。現在必ずしも直結していない市民活動と文化活動を繋ぎ合わせることで、新たなまちづくりができるのではないかと考え、研究しています。

私のオススメ科目

応用社会調査論

社会科学系の研究で必須となる、アンケートなどによる調査を学びます。どのような項目で、どのような調査を行えば偏りの少ないデータを集められるか、また目的に応じたデータの適切な分析方法を知ることができます。

文化経済論

文化がどのように経済成長、雇用、地域振興などに寄与するのかを学びます。また、文化活動を持続的に行うために必要な経済との結びつきなどについて、国内外のケースをもとに考えることができます。

関西文化研究

関西文化について、なぜ関西は関西と呼ばれるのかといった歴史的側面から、受講生の興味に応じたテーマまで、幅広く研究できます。2名の担当教授がおり、多角的な視点から学ぶことができるのも、特色のひとつです。

お金のやりくり法

学費そのものは前職の貯金から支払い、生活費などは事務補助の仕事をしてまかなっています。授業の大半が夕方から夜に開講されているので、働きながら学びやすい環境であることも、本学の魅力だと思います。

ある一週間のスケジュール

朝~夕方は仕事へ。仕事が終わると、学校へ戻って5時限目(交通政策論 16:20~17:50)の授業を受けます。
4時限目(応用社会調査論 14:40~16:10)に授業があるため、早めに学校に。5時限目は空き時間なので、個人ブースなどで資料作成を行い、6時限目(文化経済論 18:00~19:30)の授業に出席します。
午前中からゼミに出席。午後から3時限目(NPO政策論 13:00~14:30)の授業に出席し、その後仕事に向かいます。
朝から夕方まで仕事をしたあと、6時間目(関西文化研究  18:00~19:30)の授業に出席。
この日は授業がなく、仕事や課題レポートの作成などをしています。
午後から地域経済特殊講義に出席するため学校へ。実際の事例紹介などを通じて議論する、特色ある講義です。
基本的には休日にしていて、一週間のリフレッシュにあてています。文献を読んだり授業の復習をしたりして過ごします。
問合せ先06-6781-8816(教務課)ホームページはこちら
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