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在校生・修了生インタビュー
IPU・環太平洋大学
次世代教育学部
教育経営学科 通信教育課程

  • 教育
  • 岡山県
  • 通信制
専門性を高めるため
発達障害を抱える子どもへの対応を専門的に学び、公平な教育をめざしたい

速水 里々香さん(42歳)

公立小学校に教員として勤務。発達障害に関する専門的な知識や支援方法を理解するため、2023年に環太平洋大学通信教育課程に入学。仕事と勉学を両立させ、特別支援学校教諭の免許取得をめざす。

入学の動機は?

発達障害を抱えている子どもに対して従来の知識や経験では対応できない場面が多くあります。発達障害の症状や原因は非常に多様であるため、決められた支援方法はなく、個別の支援を考えていくことが求められています。そのためには各症状への深い理解も必要であり、特別支援教育について専門的に学ぼうと決めました。仕事との両立を考え、通信制大学を検討。自宅から近くて教員に直接アドバイスを求めやすい点や、「挑戦と創造の教育」という建学の精神に惹かれ、環太平洋大学を選びました。

学んでみて感じたことは?

子どもへの支援を様々な視点から想像力を働かせて考えられるようになってきました。例えば、以前は授業に集中できない子どもに対して注意するだけでしたが、今はその原因を環境や症状など多方面から探り個別の支援を行えるようになってきました。環太平洋大学で学び、誰にでも同じように平等に教えることよりも「公平の価値観」こそが重要であることをより強く感じています。一人ひとりの個性や特性を把握して個別に対応していく。専門性の高まりによって、それが徐々に実践できています。

私のオススメ科目

特別支援教育

障害のある方が感じている生きづらさや様々な機会の不平等は、障害そのものではなく社会の制度や環境に原因があることを学び、自分自身が無意識にしていた差別などにも気づかされました。

知的障害児の心理・生理・病理

なぜ授業中に立ち歩くのかなど、その原因を主観や経験で判断せず、行動パターンをデータ化し分析する「応用行動分析」に興味を惹かれました。客観的に原因や対応を探ることで、より適切な支援につながると思います。

肢体不自由児の心理・生理・病理

肢体不自由児の病理について医学的な観点からも学ぶことができます。この授業を通して、障害に対して思い込みではなく、正しい知識を持って支援を考えていく重要性をあらためて思い知らされました。

お金のやりくり法

将来につながる勉強なので、自己投資として自分のお小遣いの範囲内で学費を支出しています。教科書や参考書はなるべく古本を探すなど節約にも努めています。

ある一日のスケジュール

7:00勉強は主に休日に行っています。コーヒー店にて朝活。レポート作成やテキスト学習などに取り組みます。
8:00引き続き朝活。専門的な知識が身につくことで、特別支援学級の先生方や病院、保護者の方とのコミュニケーションがスムーズに行えるようになってきました。
9:00家に戻り、家事や掃除など。
12:00昼食。家族とお出かけ。
21:00子どもを寝かしつけた後、読書や勉強。レポート作成のためには情報収集が欠かせないので読書時間をつくるようにしています。
23:00就寝。今のところ仕事と勉学の両立は上手くいっていると感じています。なるべく自分を追い込まず、無理をしないことを心掛けています。
問合せ先086-908-0201(通信教育室)ホームページはこちら
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